株式会社光響、1,500 WのCWレーザークリーナーを新発売

新たなレーザークリーナーの誕生

株式会社光響は、7月29日より新しいCW 1,500 Wレーザークリーナーを販売開始します。この製品は、現行のCWタイプレーザークリーナーにラインナップを加えたもので、型式はFL-LC-CW1500となります。近年、多くの業界でレーザークリーナーの需要が高まる中、光響はさらなる高出力モデルを提供することにより、顧客のニーズに応える姿勢を固めています。

高出力による作業効率向上

光響が6月に発売したメガパワーレーザークリーナー3000は、集光強度が業界最高水準の100 MW/cm²を誇りますが、新たに登場するCW 1,500 Wタイプレーザークリーナーは、作業時間を大幅に短縮できる点が大きな魅力です。従来よりも3倍以上の速さで広い面積の錆や塗膜を除去できるため、特に工場の生産ラインや公共施設のメンテナンス作業において、効率的に作業を進めることができます。

安定した水冷方式の採用

この新しいレーザークリーナーには、国内製のチラーを使用した冷却機構が組み込まれています。これにより、高出力レーザー機器の長時間使用における安定性が大幅に向上しました。急激な温度上昇を未然に防ぎ、現場や工場のご利用において心配することなく、安定した作業を実現しています。長時間の利用が可能な点は、特に業務において重要視されており、ユーザーの満足度を高める要因となるでしょう。

選べるヘッド部のオプション

新型レーザークリーナーには、作業内容に応じて使い分けられる2種類のレーザーヘッドがあります。軽量の1軸ミラーのガルバノタイプは、手軽に扱えるため、一般的な作業に便利です。一方、2軸ミラーガルバノタイプは、ロボットに取り付けることが可能で、精密さが求められる作業や仕上がりの美しさを重視する際には特に効果を発揮します。この柔軟性が、業界内でも高い評価を受ける理由でしょう。

幅広い用途に対応

新たなCW 1,500 Wレーザークリーナーは、工場の生産ラインに組み込むほか、高速道路や橋梁の維持管理など、さまざまな用途に対応可能です。光響では、大企業から中小企業、さらには個人経営まで幅広い顧客からの問い合わせを受け付けており、今までに250件以上の利用実績を誇っています。この実績は、レーザークリーナーの必要性とその効果を物語っています。

カスタマイズ対応

新製品は、筐体や制御ソフトが自社設計されているため、顧客のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。このため、特定の作業環境や条件に応じた最適な解決策を提供します。さらに、興味のある方は光響までお気軽にお問い合わせください。新しいレーザー洗浄技術の導入を検討している企業様には特に、一度ご相談してみることをおすすめします。