プラント事業に「KANNA」を導入した宇徳の生産性向上への挑戦
株式会社宇徳は、今般現場DXサービス「KANNA」をプラント事業に投入し、生産性の向上に取り組んでいます。この導入は、ノンデスクワーク業界において効率化を目指す株式会社アルダグラムが提供するサービスです。
宇徳の背景
宇徳は1890年の創業以来、重量物輸送の先駆けとして、日本国内で港湾荷役、ロジスティクス及びプラント建設などの多様な業務を展開してきました。特にプラント事業では、全国各地で様々な工事を行っており、担当する現場の数も多岐にわたります。それに伴い、施工管理業務が属人化し、書類作成や日報処理の際に多くの時間を費やしていました。
日中は現場作業に集中するため、夜間に日報作成を行う必要があり、その結果として1日平均約2時間の残業が発生するという状況でした。また、作業指示や進捗報告は電話やメールで行われるため、情報伝達にも手間と時間がかかっていました。
このような課題を受けて、宇徳は業務の効率化と情報共有の円滑化を図るために、KANAの導入を決めました。
KANNAの導入と効果
KANNAの導入によって、施工写真や図面の共有、日報作成をスマートフォンやタブレットを通じて行えるようになりました。これにより、日中の隙間時間を活用して日報を作成できるため、オフィスに戻って作業をする必要がなくなります。
特に、現場で撮影した写真を即座にKANNAにアップロードすることができるため、これまでは時間がかかっていた日報の作成が大幅に効率化されました。この新しい仕組みにより、プラント事業では年間700時間ほどの業務時間が削減できると見込まれています。
今後の展望
宇徳は、KANNAの導入を足掛かりに更なる業務効率化を目指し、より長期的な現場への展開や、全事業にわたる導入を計画しています。今後、アルダグラムと共に現場の作業負担を軽減し、よりスマートな業務運営を実現していく方針です。
まとめ
「KANNA」は、ノンデスクワーク業界の現場の生産性向上に寄与するプラットフォームとして期待されています。これからもアルダグラムは、業務の透明性向上と生産性最大化に向けて、様々なサービスを提供し続けていくことでしょう。