建設業界のDX化を進めるキッズウェイの挑戦
2025年7月2日から3日まで、北海道のアクセスサッポロで「北海道土木・建築未来技術展2025」が開かれます。このイベントに出展するのは、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進する株式会社キッズウェイです。愛知県瀬戸市に本社を置く同社は、業界の未来を見据えた革新的なソリューションを提案します。
未来技術展の背景
建設業界では、従来の働き方を見直し、業務効率を向上させるためのDX導入が進んでいますが、その一方で、具体的な管理や運用には多くの工数がかかり、頭を悩ませている企業も多いのが現状です。2025年が「2025年の崖」と呼ばれ、これを乗り越えなければ多大な経済的損失が予測されています。この危機を乗り越えるため、キッズウェイはDXの推進を強化し、持続可能な業務形態を模索しています。
キッズウェイの注目ポイント
キッズウェイが注目するのは、特に「現場の安全管理」と「業務の可視化」に力を入れた製品群です。以下、展示される主なサービスをご紹介します。
1. 環境センサー「WEATHERY(ウェザリー)」
このクラウド型環境センサーは、温度や湿度、WBGT値(熱中症指数)を計測し、危険な天候や状況をリアルタイムでお知らせします。特に、建設現場においては熱中症や強風のリスク管理には不可欠なツールと言えます。
2. 「FACEmaⓇ(フェイスマ)管理BOXシリーズ」
この顔認証システムは、紙ベースの鍵管理を改善するために開発されたものです。このシステムを活用することで、煩雑な鍵の管理が効率化され、セキュリティも強化されます。その上、2025年4月から新機能としてリアルタイム通知も追加され、さらに利用価値が向上しました。
3. 管理ダッシュボード「XrossView(クロスビュー)」
このプラットフォームでは、現場のIoT機器から得られた情報を一元管理できます。これにより、安全管理、進捗、品質、資材、予算など、すべての情報を一つの画面で確認することができ、業務の抜本的改革が可能です。特に、本部と現場の情報のやりとりがスムーズになり、不要な時間と労力を削減できます。
詳細情報
出展ブースは「大展示場 F」に位置し、詳細な情報は公式ウェブサイト及びフライヤーで確認できます。2025年の7月、北の大地でキッズウェイがどのような未来を提案するのか、期待が膨らみます。
開催概要
- - 会期:2025年7月2日(水)~3日(木) 9:30~16:00
- - 会場:アクセスサッポロ(札幌市白石区流通センター4丁目3-55)
- - 主催:北海道土木・建築未来技術展実行委員会
- - ブース位置:大展示場 F
- - 展示会HP
株式会社キッズウェイについて
キッズウェイは、2000年設立以来、IoTを活用した建設業界の働き方改革を推進してきました。現場の課題に寄り添い、先を見越したサービスとソリューションを提供することを目指しています。会社名には「子供のように無限の可能性を秘めた存在でありたい」という思いが込められています。
公式サイト:
https://www.kids-way.ne.jp/index.html