飲食業界の安心・安全を支える新たなサービス連携
株式会社インフォマート(本社:東京都港区、社長:中島 健)は、飲食店向けのメニュー管理クラウドサービス「メニューPlus」と「BtoBプラットフォーム 規格書」が連携し、商品のアレルギー情報を自動的に反映させる新機能を導入しました。この連携によって、両サービスを利用している飲食店は、アレルギー情報をリアルタイムで把握でき、メニュー単位での確認や管理がより簡素化されます。
「メニューPlus」は、メニュー開発からレシピ管理、全体の原価管理までをデジタルで支援するサービスです。以前より「BtoBプラットフォーム 受発注」と連携しており、効率的な原価管理を実現しています。このたびの連携によって、現在の食事業界のトレンドに対応した食の安全・安心を守るための機能が充実しました。
連携に至った背景
昨今の消費者の意識の高まりによって、飲食業界ではアレルギー情報の重要性が増していることが背景にあります。これまで「メニューPlus」では、提供されるメニューに含まれる商品に対するアレルギー情報を画面上で確認することが難しく、別途「BtoBプラットフォーム 規格書」の機能を利用する必要がありました。このような手間を軽減すべく、インフォマートは連携を進め、アレルギー情報を迅速に確認できる新たな仕組みを整備しました。
この連携によって、商品規格書情報に基づくアレルギー情報が自動で「メニューPlus」に反映されるため、手入力によるミスが軽減されます。特に、多店舗展開を行っている企業にとって、店舗ごとに異なる商品を利用する際にも、それぞれの店舗でアレルギー情報を正確に管理できる見込みです。また、情報が更新されると自動でアラートが表示され、常に最新の情報を持つことが可能です。
業務効率化の実現
今回の機能追加により、飲食店は商品のアレルギー情報を事前に確認することができるため、安全性が高まります。従来のように確認のために複数のシステムを行き来する必要がなくなるため、業務プロセス全体がスムーズになります。また、「メニューPlus」のみを利用している企業も、手動でアレルギー情報を入力すればメニュー内で確認できるため、柔軟性が生まれます。
この連携は、業界の進化に貢献するだけでなく、飲食店のNPS(ネットプロモータースコア)の向上にも寄与することでしょう。顧客満足度の向上が見込まれ、飲食業界全体の質が向上することが期待されます。
今後の展望
株式会社インフォマートは、今後も絶えず変わる顧客ニーズに耳を傾け、さらなる機能強化を進めていくとしています。飲食業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進と食の安心・安全の実現に貢献するため、サービスの質向上に注力してまいります。私たちが日々口にする食材の安全確保は、飲食業界全体の責任です。そして、この新たな連携によって、より多くの人々が安心して食事を楽しめる環境が提供されることを期待しています。
「メニューPlus」と「BtoBプラットフォーム 規格書」の公式サイトではさらなる情報が発表されていますので、興味がある方はぜひご覧ください。