鈴木聡美選手の指導によるマルチスポーツ体験イベント
2025年8月25日、株式会社デサントが豊島区南長崎スポーツセンターにて「DESCENTE×豊島区ホームタウンチーム マルチスポーツ体験イベント」を開催しました。このイベントでは、豊島区内に住む小学校4年生から6年生までの25名の子どもたちが参加し、バレーボール、水泳、ダンスの3つのスポーツを体験しました。
多様なスポーツ体験の意義
デサントは、筑波大学との共同研究を通じて、マルチスポーツの重要性を訴えてきました。多様なスポーツを経験することで、子どもたちは多様性や応用力を身につけるだけでなく、将来的には競技力向上や生涯スポーツの基盤を築くことができるとされています。今回のイベントは、これを実現するための一環であり、子どもたちにとって貴重な経験となりました。
鈴木選手の水泳指導
特に注目されたのは、ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した鈴木聡美選手が水泳パートの指導を行ったことです。鈴木選手は、自身の経験を交えながら「水の心地よさ」や「楽しさ」を子どもたちに伝えました。また、「水をつかむ感覚」や新たな挑戦が伴う難しさについても言及し、子どもたちにとって新しい発見の場を提供しました。
参加者たちは「泳ぐ楽しさを実感した」「ダンスの動きが水泳にも役立ちそう」といった嬉しい声を寄せており、マルチスポーツの体験がどれほど刺激的で楽しかったかを示しています。
トークショーでの学び
イベントの後半では、筑波大学の大山教授と鈴木選手を招いたトークショーも行われ、参加者と一緒にマルチスポーツに関する知見を深めました。鈴木選手は「バレーボールで学んだジャンプ力を水泳にも生かすことができる」と語り、異なるスポーツを経験することで新しい視点が得られることを強調しました。
今後の展望
株式会社デサントは、今後も景気を見据えたマルチスポーツイベントの開催を続け、地域の子どもたちがさまざまな体験を通じて自己成長する機会を増やしていく方針です。子どもたちには、スポーツを通じて体力の向上のみならず、さまざまな発見や自分を知る楽しさを感じてほしいと願っています。岡山大学との共同研究を通じて、今後も新しいプログラムを展開していくことでしょう。
次回のイベントがどのような内容となるのか、子どもたちや保護者の期待が高まります。