Baseconnectとユーザベースの資本業務提携
最近、企業情報データベースを提供しているBaseconnect株式会社と、ユーザベース株式会社が資本業務提携を結ぶことを発表しました。この提携は、両社の強みを活かした共同のデータ開発・研究を通じて、企業向けのサービスを進化させる狙いがあります。
お互いのビジョンの重なり
Baseconnectの代表取締役社長である國重侑輝氏は、この提携が自社にとって重要なステップであると述べています。特に、ユーザベースの持つBtoBビジネスや企業情報に関する深い知見は、自社のテクノロジーとオペレーションの融合に大きな影響を与えると期待されています。
ユーザベースの佐久間衡氏は、両社のミッションが非常に似ていると指摘しています。具体的には、Baseconnectが「世界中のデータを繋げ、人々が『知る』ためにかける時間を10分の1にする」という目標を持つ中、ユーザベースは「経済情報で、世界をかえる」というビジョンを掲げています。この共通の目標が協力の基盤となっています。
提携の経緯と期待
Baseconnectは2017年に設立された新しい企業ですが、ユーザベースという業界のリーダーと提携を結ぶことで、大きな成長の機会を得られると考えています。両社はそれぞれの強みを持っており、学び合いながら切磋琢磨して進化していくことが期待されています。この提携によって、企業データの整備が進むことで、より効果的な情報提供が可能になるでしょう。
会社概要
設立: 2017年1月17日
代表者: 國重侑輝
所在地: 京都府京都市中京区
資本金: 7,978万円
公式サイト
設立: 2008年4月1日
代表者: 稲垣裕介/梅田優祐
所在地: 東京都渋谷区
証券コード: 3966
公式サイト
まとめ
この提携によって、Baseconnectが目指す「世界の基礎となるデータベース(Knowledge Base)」の構築に向けた新たな一歩が踏み出されました。双方の企業が持つ専門知識や経験を活かして、今後さらなるサービスの向上が期待されます。この動きが業界に与えるインパクトは小さくなく、データ開発の新たな可能性を切り拓くことになるでしょう。