伊勢志摩地域の宿泊施設が「観光施設における心のバリアフリー認定」を取得
三重県に位置する伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社の3つの宿泊施設、鳥羽国際ホテル・潮路亭、及びNEMU RESORTが、観光庁から「観光施設における心のバリアフリー認定」を取得しました。この認定は、ハード面の充実とともに、バリアフリーへの取り組みや情報発信に意欲的に対応している観光施設に与えられます。
観光施設がこの認定を受けることで、高齢者や障害を持つ方々にとってより安全で快適な旅行を提供する環境が整備されることが期待されます。今後も伊勢志摩リゾートマネジメント社は、利用者が安心して宿泊できるよう、さらなる努力を続けていく意向です。
認定の特徴と基準
「観光施設における心のバリアフリー認定制度」の具体的な基準には以下の3つがあります:
1.
施設のバリアフリー性能を補完する措置:高齢者や障害者が施設を安全かつ快適に利用できるような工夫を3つ以上実施すること。
2.
バリアフリーに関する教育訓練:スタッフに対するバリアフリー教育訓練を年に1回以上行うこと。
3.
積極的な情報発信:自社サイト以外でのバリアフリー情報を発信し、身近な場所での利用を促進すること。
これらの基準を満たすことにより、宿泊客にさらに良いサービスを提供し、旅行の質を向上させる取り組みが行われています。
宿泊施設の魅力
伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社が運営する鳥羽国際ホテルは、2023年3月に開業60周年を迎えました。この節目に合わせて、一部の客室やエントランスフロアのリニューアルを実施し、快適な滞在を約束する環境を整えています。また、観光の中心地である伊勢志摩の美しい自然環境を活かしたサービスも充実しています。
NEMU RESORTは、伊勢志摩国立公園内に位置し、自然に囲まれた静かな環境が魅力です。リゾート内には宿泊施設に加え、シーサイドゴルフコースやマリーナなども併設され、訪れる人々にさまざまな体験プログラムを提供しています。
まとめ
「観光施設における心のバリアフリー認定」を取得した伊勢志摩リゾートの宿泊施設は、業界内でその先進的な取り組みを評価されており、これからも観光客に優しい環境作りに注力していくことでしょう。観光庁の支援を受けて、今後の新しい展開や改善が期待されています。安心で快適な旅行先として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。