環境情報開示に潜むリスクを探るセミナー
JPI(日本計画研究所)は、2025年7月8日(火)の09:30から11:30まで、サステナブルな企業活動が注目されている中での環境情報開示の重要性とその裏に隠されたリスクについて考えるセミナーを主催します。講師には、TM総合法律事務所のパートナー弁護士である北島隆次氏を招いて、グリーンウォッシュに関する最新の法律規制について解説していただきます。
セミナー開催の背景
昨今、環境問題は企業にとっての避けて通れない課題となっています。自社の製品やサービスを環境に配慮したものとしてアピールする企業が増えている一方、それが実態を伴わない場合、消費者や投資家に誤解を与えることがあります。この状況は「グリーンウォッシュ」と呼ばれ、企業の信用を大きく損ねるリスクを孕んでいます。
特に、EUを始めとする地域ではグリーンウォッシュに対する規制が強化されており、その影響は日本企業にも及んでいます。特に広告やPRに関して、誤認を招く情報開示が問題視され、法的措置が取られるケースも出ています。事実、日本企業もこの問題を軽視するわけにはいかなくなっています。
セミナーの内容
セミナーでは、まず「グリーンウォッシュとは何か」という基本的な定義から始まり、次にその分類や問題点を掘り下げていきます。また、実際に問題となった国内外の事例を紹介しながら、どのような行為がグリーンウォッシュに該当するのかを理解します。
さらに、海外での法規制やガイドライン、日本における景品表示法など、具体的な法的枠組についても言及します。これにより、企業がどのようにグリーンウォッシュに対応し、適切な情報開示を行うべきかについての対策が提示されます。
最後に、参加者同士の名刺交換や交流会を通じて、人的ネットワークを強化することも目的としています。講師や受講者と直接コミュニケーションが取れる貴重な機会ですので、ビジネスにも役立つことでしょう。
受講方法と受講料
受講方法は会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信から選べるため、参加者のライフスタイルに合わせて便利に受講することができます。料金は1名あたり37,240円(税込)、2名からの申し込みで割引が適用されるプランもあり、地方公共団体の方々には特別価格も用意されています。
特に、セミナー終了後もアーカイブ配信の申し込みが可能ですので、復習やさらなる学びに役立てることができます。
お問い合わせ
参加希望の方は、以下のリンクからお申し込みください。環境情報開示の重要性を再認識し、企業に求められる責任を探るこのセミナーに是非ご参加ください。
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日本計画研究所について
日本計画研究所は、国家政策やナショナルプロジェクトの推進を支え、企業に有益な情報を提供することを使命として半世紀にわたり活動を続けています。サステナブルな社会を目指す上で、環境問題への理解を深めるための機会を提供しています。