受験生と教材活用
2026-04-30 08:36:24

大学受験生の教材活用実態、やりきれない理由を調査

大学受験生の教材活用実態、やりきれない理由を調査



Hanji株式会社が運営する「Knock 教育AIラボ」は、大学受験生の教材活用に関する調査結果を発表しました。調査には、現役大学生221人が参加し、彼らが実際にどういった教材をどの程度活用したのか、そしてその中で抱える問題点について明らかにしました。特に、受験生の約40%が教材を半分もやりきれないという現実が浮き彫りとなりました。

調査の内容について



今回の調査は、2026年3月26日から28日までの間に実施され、「英語」と「数学」についての教材活用状況が主に取り上げられました。近年、受験に向けた自主学習の選択肢は多様化しており、参考書に加えて動画サイトや生成AIも利用されていますが、依然として重要な教材となっています。

自分で入手した教材数



調査の結果、英語を受験科目とする学生の半数が2-4冊の教材を使っている一方、数学では38%が同様の答えを示す結果となりました。逆に、数学では20%の学生が全く教材を持っていないと回答しており、個々のニーズに応じた教材入手状況が多様であることがわかります。

教材のやりきり状況



教材を「最後までやりきることができた」と答えた学生は、英語も数学もなんと25%程度でした。考察すると、実に40%の受験生が半分も教材を消化できていないということになります。これは、数冊の教材を持っていながら、実際には2冊以下しか最後まで取り組めてないという結果です。

教材をやりきれなかった理由



調査の中で、教材をやりきれなかった理由も明らかになりました。英語の場合、最も多かった理由が「学校の課題や塾の教材で手一杯」というものであり、次に「解説を見てもわからない点があって放置した」というものでした。数学においても、同様の傾向が見受けられました。特に、数学では28%が「解説を見てもわからないところがあって放置してしまった」と回答しており、受験生がつまずいている様子が伺えます。

学生の意見



フリーアンサーから浮かび上がってきた意見を見ても、「多すぎても使い切るのが難しい」「一つを完璧にしてから次に進みたい」といった声があり、教材の数に対しての不安や効率を重視する傾向が顕著でした。受験生が新しい教材に目を向ける背後には、現在の教材や授業の理解につまずく中での情報の過多という問題があると考えられます。

結論と課題



Knock 教育AIラボの所長、辻本直人氏は、今回の調査結果から大学受験生が学習において自分の状況を正しく把握し、理解度に応じた学習法を選択する難しさを指摘しました。受験生が限られた時間内で質の高い自主学習を行うためには、やみくもに教材を増やすのではなく、一つ一つの教材に丁寧に向き合うことが必要です。

今後の課題として、以下の三点が挙げられます:
1. 学校や塾での「わからない」をそのままにしない。
2. 新たな教材を検討する際は、現在の実力を把握した上で選ぶこと。
3. 解説が理解できない場合もそのままにせず、理解できるまで取り組む手段を持つこと。

これらの対策を意識することで、受験生がより良い学習環境を整え、合格に近づく一助となるはずです。

詳しい調査結果は、Knock 教育AIラボの公式noteでご確認ください。 公式note

おわりに



受験生が自分に適した学習法を見つけ、効率的な学習を進めるための手助けとなることを願っています。学習環境の改善は、受験生一人一人の努力とともに、周囲のサポートも大切です。今後も教育現場での情報提供に努めていきます。


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会社情報

会社名
Hanji株式会社
住所
東京都江東区毛利1-10-2-204
電話番号

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