桜丘高校で金融教育の特別授業を実施！ライオン兄さんが指導したその内容とは

桜丘高校での金融教育特別授業

2025年11月13日、東京・北区に位置する桜丘中学・高等学校で、金融教育の特別授業が行われました。この授業を担当したのは、金融・起業スクール「Financial Free College」を運営する株式会社バイアンドホールドの代表取締役、山口貴大氏であり、彼は“ライオン兄さん”として広く知られています。今回の授業は、彼が4年連続で同校で行う特別なもので、今年はグローバルスタディコースの2年生を対象に実施されました。

参加生徒への授業内容

今回の授業の主題は「投資」であり、単なる貯蓄ではなく、どのようにして資産形成を行っていくかがテーマでした。山口氏は、米国株を中心とした投資の基本や、資産形成の意義について生徒たちに熱心に講義をしました。

生徒たちは投資に対して「なじみがない」や「怖い」といった先入観を持っていましたが、授業を通じて「将来のためにもっと学びたい」という前向きな気持ちを抱くようになったようです。授業の参加者からは様々な感想が寄せられ、投資に関する認識を変えるきっかけとなっていました。

参加生徒の感想

- お金の稼ぎ方の多様性

「働いて給料をもらう」だけではなく、他にも様々な方法があることに気づきました。将来に向けて自分で調べてみたいと思います。

- 投資への興味が高まる

投資は難しいものだと思っていましたが、預金と投資の長期的な資産形成の違いを学び、もっと知りたいという気持ちが湧きました。

- わかりやすい内容

政治経済を学んでいることと、両親がFXを行っているため興味を持っていましたが、授業がわかりやすくて助かりました。

- 投資の敷居が下がった

投資は一部の裕福な人だけが行うものであるというイメージがありましたが、ライオン兄さんの話を聞いて興味を持つようになりました。社会経験を積んだ後に、投資の勉強を続けたいです。

山口貴大氏のコメント

山口氏は、金融教育を通じて生徒たちに「資産形成がもたらす経済的なゆとり」を強調しました。「複利で長期運用すれば大きな資産形成が可能になる」というメッセージに、生徒たちは興味を持って聞いてくれたようです。また、投資の是非にかかわらず、金融に関する感度を高めることが重要であると伝えました。

桜丘中学・高等学校の特徴

桜丘高校は、1924年に創立し、昨年100周年を迎えた長い歴史を持つ学校です。共学化が進められ、英語教育や情報教育に力を入れています。コミュニケーション能力に優れた人材を育成するため、様々な取り組みが行われています。

山口貴大氏の経歴

山口貴大氏は、金融教育のプロフェッショナルとして知られています。8年間の会社員生活を経て、自身のビジネスを立ち上げ、米国株を中心に資産運用を行い、経済的自由を手に入れました。数々の書籍を発表し、金融リテラシー向上に貢献する活動を続けています。最近では、2023年11月に新著を出版し、瞬く間に予約数を増やしています。

このように、桜丘高校での特別授業は、生徒たちにとってただの情報提供にとどまらず、興味や意欲を引き出す貴重な機会となりました。今後も金融教育の重要性はますます高まっていくことでしょう。