ロイヤルエンフィールドが125周年を迎える
2025年11月4日、イタリア・ミラノで開催されたEICMAミラノモーターサイクルショーにおいて、ロイヤルエンフィールドがその歴史的な125周年を祝う新しいラインアップを発表しました。世界中で最も歴史あるモーターサイクルブランドとして、ロイヤルエンフィールドは伝統を重んじつつも革新をも取り入れたエキサイティングな体験を提供します。
ピュア・モーターサイクリングの象徴
1901年以来、ロイヤルエンフィールドはモーターサイクルの文化を広め、刻々と変わるライダーのニーズに応え続けてきました。EICMAでは、客観的に過去を振り返りつつ、未来に向けたビジョンを示す展示がなされました。特に注目されたのは、「Electric Himalayan Testbed」と「Flying Flea city+ concept」といった革新的なモデルです。
Siddhartha Lal(シッダールタ・ラル)CEOは「125年の歴史を誇る当ブランドは、信頼性とクラフトマンシップの象徴です。私たちの使命は、魂を持つモーターサイクルを作り続け、ピュアモーターサイクリングの楽しさを世界中のライダーに届けることです」と語りました。
多彩な新型モデルが登場
EICMAでは、さまざまな新型バイクが発表され、その中にはクラシックを迎える特別仕様の「CLASSIC 650 125周年記念モデル」や、アドベンチャー性能を備えた「HIMALAYAN Mana Black Edition」などが含まれています。
特に「BULLET 650」は、ブランドの象徴として90年以上の歴史を持ち、その最新バージョンが2025年にデビューします。650ccの並列2気筒エンジンを搭載し、伝説のデザインと力強さが見事に融合しています。
また、「CLASSIC 650」シリーズは、歴史とモダンを融合させた独特のデザインを誇ります。タンクには「125 YEARS」の金のエンブレムがあしらわれ、見る角度によって印象が変わる美しい仕上がりとなっています。
さらに進化するHIMALAYANとコラボレーションモデル
アドベンチャーモデルとしての評価が高い「HIMALAYAN」に関連して、特別仕様となるMana Black Editionも発表されました。このモデルは過酷な高地ルートにインスピレーションを受け、その精悍なデザインは冒険心を満たします。
「SHOTGUN 650」には、台湾のカスタムファクトリーとのコラボモデルが発表され、ユニークな個性を表現しています。これは自らを「個性のステートメント」と位置付けており、カスタム文化を尊重した作品です。
125周年を機に新たな挑戦が始まる
ロイヤルエンフィールドは今後も、ピュアモーターサイクリングの体験を追求し続けるとともに、革新を取り入れた新たなモデルを通じてライダーの期待に応えていきます。EICMA 2025を皮切りとして、来る新たな125年に向けた挑戦が始まっているのです。その歩みの中で、ロイヤルエンフィールドは伝統と現代の架け橋となり、新しいモーターサイクリングの世界を切り開くことでしょう。
まとめ
ロイヤルエンフィールドは、その125周年を祝し、革新的かつ魅力的な新モデルを発表しました。これからもこのブランドはモーターサイクリングの頂点を目指し、信頼性と品質を追求し続けることでしょう。ファンやライダーたちに愛され続ける存在であることに変わりはありません。今後の展開に乞うご期待です。