PingCAPが「CEDEC2025」に協賛
PingCAP株式会社は、2025年7月22日から7月24日までの3日間開催される国内最大級のゲームカンファレンス「CEDEC2025」に協賛することを発表しました。このカンファレンスは、コンピュータエンターテインメント分野で活躍する開発者を対象に、最新の技術や知識を共有する場として非常に重要なイベントです。
「CEDEC2025」は、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催し、経済産業省や横浜市が後援する形で進行します。カンファレンスの内容は、日本国内外の開発者が抱える課題や成功事例を通じて、開発生産性の向上に向けた実践的な知見が中心になります。開発コミュニティにおいて重要な交流の場となり、参加者同士のネットワーキングも期待されます。
開催概要
- - 名称:CEDEC2025
- - 日時:2025年7月22日(火)から24日(木)まで、9:30から19:00まで
- - 会場:パシフィコ横浜 ノース
- - 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- - 後援:経済産業省、横浜市
- - 参加費:有料(事前登録制)
- - URL: CEDEC2025
カンファレンスの一環として、7月24日(木)には特別セッションが開催されます。セッション名は「AAAタイトルを支えるカプコン共通基盤 ~TiDBによるスケーラブルな無停止基盤のつくりかた~」で、カプコンのAAAタイトルを支えるサーバーの設計や運用について焦点を当てます。このセッションでは、カプコンが実現したクロスプラットフォームの設計について、ユーザー認証を含む共通化の課題や高可用性を持つシステムの構築について詳細が語られます。
セッションの内容
今回のセッションでは、カプコンが直面した「止まらない」共通基盤の実現に向けた挑戦や、TiDBを利用することでどのようにこれらの課題を克服したかについて紹介されます。特に、AAAタイトルにおけるデータベースのメンテナンスの重要性に触れ、参加者が直面し得るリアルな問題解決例が提示される予定です。
セッションにはカプコンの福井 勝貴氏が参加し、彼の経験をもとに具体的な運用事例が共有されることで、参加者は実践的な知見を得ることができるでしょう。また、PingCAPのJapan CTO、林 正記氏からもTiDBの特性を活かしたデータベース運用の利点が説明され、クラス最高の情報が提供されることに期待が寄せられています。
TiDBについて
PingCAPの主力製品であるTiDBは、分散型のNewSQLデータベースで、さまざまな業界での導入が進んでいます。TiDBは、MySQLやPostgreSQLと同様のSQLを用いたデータアクセスが可能でありながら、分散型アーキテクチャによる強固な可用性やスケーラビリティを提供します。特に、ゲーム業界においてはその柔軟性とパフォーマンスから注目されています。
コスト効率の高いフルマネージドサービスのTiDB Cloudを通じて、さまざまなデータベースニーズに応えることが可能であり、自然言語処理技術を用いた「Chat2Query」などの先端技術も展開しています。
PingCAPは、今後もエンタープライズ向けに柔軟で強力なデータベースソリューションを提供し、業界の発展に寄与することを目指しています。
会社概要
- - 会社名:PingCAP株式会社
- - 所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
- - 代表者:Eric Han(エリック・ハン)
- - 設立:2021年3月15日
- - URL: PingCAP
- - 事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなデータベースソリューションの提供。