さいたまユースサポートネットとペアチルの連携
ひとり親家庭の支援活動に新たな一歩が踏み出されました。認定NPO法人さいたまユースサポートネット(以下、さいたまユース)は、東京都港区にある一般社団法人ペアチルと提携し、ひとり親家庭を対象とした新たなサポート活動を始めることを発表しました。この連携は、生活の困窮や育児に悩むシングルマザーやシングルファザーたちに向けた、より効果的な支援を目指すものです。
さいたまユースサポートネットとは?
さいたまユースサポートネットは、2011年から活動を始め、地域のニーズに応じた支援を提供する組織です。主に生活困窮世帯の子どもたちを対象とした居場所や学習支援を行い、地域住民が主体となり地域づくりに取り組んでいます。就労支援のほか、必要な情報を提供しながら、地域全体で子どもたちの成長を支えています。
連携の目的
新たに「ペアチル」アプリを利用した支援活動では、オンラインプラットフォームを通じて、ひとり親家庭に対して様々な情報を発信することを狙っています。両団体が持つ強みを結集し、より体系的かつ専門的なサポート体系を構築することで、より広範囲にわたる支援が実現可能になると期待されています。
これまでのさいたまユースの活動では、地域の行政機関、大学、民間団体、企業、および様々な専門家との連携を深めており、さらにペアチルのプラットフォームを活用することで、学習や作業の支援に加え、医療、法的支援、アートやスポーツといった幅広い分野でのサービス提供が可能になります。
ひとり親向けアプリ「ペアチル」とは
「ペアチル」は、シングルペアレント同士が簡単に繋がり、相談できるトークアプリです。ユーザーは、自身の経歴や子どもの状況に関する詳細を設定し、近い境遇の他のひとり親とマッチングできます。アプリは2023年6月にリリースされ、iOS版とAndroid版が用意されています。現在、全国のひとり親に利用されており、完全無料で提供されています。
今後の方向性
今後、さいたまユースサポートネットとペアチルは、ひとり親家庭を対象とした支援をさらに充実させ、親子がより安心して楽しく生活できる場の提供を目指していきます。地域に根ざした取り組みにより、多様なニーズに応えるサービスの実現を期待されています。
さいたまユースサポートネットの概要
- - 団体名: 認定特定非営利活動法人さいたまユースサポートネット
- - 所在地: さいたま市見沼区堀崎町12-39
- - 代表者: 青砥恭
- - 設立: 2011年7月
- - ウェブサイト: さいたまユースサポートネット
- - お問い合わせ: お問い合わせページ
これからも、ますます進化する地域支援にご期待ください!