KIBOW社会投資ファンド、2024年の社会的インパクトを発表！

KIBOW社会投資ファンドが発行した「IMPACT REPORT 2024」

一般財団法人KIBOWが提供する「KIBOW社会投資ファンド」が新たに発行した「IMPACT REPORT 2024」が注目を集めています。このレポートでは、KIBOWが行っている社会的インパクト投資の取り組みや、投資先企業が実際にどのような社会的影響を与えているかを明らかにしています。具体的なデータや調査結果が含まれており、今後のコミュニティ貢献に向けた道筋を示す内容となっています。

レポートの目的と内容

KIBOWは、持続可能な社会の実現を目指し、2001年の東日本大震災を契機に活動を開始しました。今回の「IMPACT REPORT 2024」は、これまでの活動の成果を示し、未来に向けたビジョンを共有することを目的としています。レポートもオンラインで公開されており、誰でもアクセスできます。URLはこちら。

レポートには、KIBOWのミッション、社会課題に対するアプローチ、投資プロセス、特集記事が含まれています。特に注目されているのは、投資先企業が直面している課題や、その解決に向けた目標と進捗状況について詳しく紹介されている点です。

アンケート結果と社会的インパクト

本レポートでは、KIBOWが投資先企業に対して行ったアンケート結果も初公開されました。その内容としては、「KIBOWの貢献度」や「今後の期待」についての企業の意見が含まれています。驚くべきことに、回答した企業の約80%が「KIBOWのおかげで社会的インパクトが増加した」と回答しており、彼らが感じているKIBOWの役割の大きさが浮き彫りになりました。

この結果から、KIBOWが単なる投資家ではなく、社会課題に取り組む起業家に実際に影響を与え、インパクトを生み出す存在であることが確認できました。特集記事では、投資先企業の一つ、「愛さんさん宅食」についても取り上げられており、具体的な成功事例が紹介されています。

KIBOWの使命と今後の展望

KIBOWは、社会課題を解決し新たな希望を生み出す企業とともに成長していくことを指針としています。2015年より「KIBOW社会投資ファンド」を設立し、これまでに22社のスタートアップ企業が支援を受けてきました。今後も地域や社会のニーズに応じた投資を続けていきます。

山中礼二代表パートナーは、「IMPACT REPORT 2024」を通じて、私たちがどのように社会的インパクトに貢献しているかを広めたいと語っています。今後、KIBOWの活動をより多くの人々に知ってもらうためのイベントも企画しています。