金融教育の未来を探るセミナー
2025年7月7日、京都大学のオンライン金融セミナーが開催されます。このセミナーでは、金融リテラシーの現状と未来について深掘りされることになっています。特に注目を集めているのが、ベータインテグラル株式会社の共同創業者兼マネージングディレクターである川上泰弘氏が参加するパネルディスカッションです。
セミナーの概要
このオンラインセミナーは、京都大学経営管理大学院をはじめとする6つの団体が共催しています。セミナーのテーマは「金融リテラシーが未来を拓く2025」で、「学校現場での実践」「個人のウェルビーイング」「社会の安定」といった観点から、金融教育の重要性を考えていきます。このような時代の変化の中で、金融リテラシーの向上がどのように私たちの生活を豊かにするのかを探求する機会となっています。
特に、京都大学の子会社である京大オリジナル株式会社は、「大学の知を社会に循環させ、人類が直面する社会課題解決につなげることで、持続可能社会を実現する」というミッションを掲げており、このセミナーもその理念に基づいています。
川上泰弘氏の登壇内容
川上氏が参加するパネルディスカッションのテーマは「学校における金融教育の現状と未来」で、モデレーターには京都大学の特別教授、幸田博人氏が迎えられます。川上氏は、AIを活用した投資シミュレーションや株式調査ワークショップを通じて得られた実践知をもとに、教育現場における金融リテラシー教育の展開や将来について提言します。
セミナーの参加方法
このセミナーは、参加費用が無料で、定員は約300名が予定されています。ただし、申込みが多い場合は早期に締切となる可能性があるため、事前の申し込みが推奨されています。参加希望者は、公式サイトの申込ページから申し込むことができます。申し込み期限は2025年7月7日の13時です。
川上泰弘氏の経歴
川上氏は、金融経済教育の分野での豊富な経験を持つ専門家です。米国証券アナリスト(CFA)やファイナンシャル・リスク・マネージャー(FRM)などの資格を有し、京都大学理学部を卒業後、IE Business SchoolでMBAを修了しています。また、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)でトレジャリー部門の上級財務担当官を務めた実績があります。さらに、ゴールドマン・サックス証券や他の金融機関で幅広い業務を経験し、現在はAIを活用した金融教育プログラムの開発に注力しています。
まとめ
2025年の京都大学金融セミナーは、金融リテラシー教育の未来を考える絶好の機会です。川上泰弘氏をはじめとした専門家たちが集まり、教育現場における様々な取り組みについて意見を交わします。金融教育は私たちの未来を作る重要な要素であり、このセミナーを通じて多くの人がその重要性を再確認することが期待されています。