「ART & BUSINESS AWARD 2025」フィナリストに選ばれたごうぎんの取り組み

ごうぎんが「ART & BUSINESS AWARD 2025」でファイナリストに

ごうぎんが、経済産業省とForbes Japanが共催する「ART & BUSINESS AWARD 2025」にてファイナリストに選ばれたことをお伝えします。これは、企業がアートやアーティストと共に、経済的価値を新たに創出する取り組みを促進するためのアワードです。今回の初開催となるこのアワードでは、各企業が実施するアートプロジェクトの中から、特に優れたものが選出・表彰されました。

ごうぎんは5つのカテゴリからなるアワードの一つ、「ローカルインパクト」部門において、その取り組み「ごうぎんチャレンジド」が高く評価され、ファイナリストとしての名誉を受けることができました。これにより、地域社会への貢献がいかに重要であるかが再認識されています。

ごうぎんチャレンジドの概要

「ごうぎんチャレンジド」というプロジェクトは、2007年9月に開設以来、先進的な障がい者自立支援に特化したものです。ここでは、知的障がい者が専門的な業務に従事できる場所「チャレンジドまつえ」を設立し、絵画分野での教育と支援が行われています。特に、絵を描くことに情熱を持つ人材を選び、就労の中で指導者と共に技術を磨くプログラムが提供されています。

持続可能な雇用モデルとしての役割

この取り組みは、慈善活動に留まらず、持続可能な雇用を生み出すことを目指しています。絵画制作と銀行業務を両立させることにより、経済的自立を実現するためのモデルケースとして、他社への支援と成功事例の発信を行っています。地域の福祉団体と連携し、「ゆめいくワークサポート事業」というプログラムも設立。これにより、障がい者が経済的に自立できる基盤を提供しています。

全国への拡大とビジョン

ごうぎんのプロジェクトは、ただのアート活動ではなく、地域のダイバーシティの促進にも寄与している点が特徴です。全国的に展開を目指し、情報とノウハウを公開しながら、障がい者の経済的自立の仕組みを広めていくことが求められています。また、2017年には「チャレンジドとっとり」を開設し、精神障がい者や発達障がい者の雇用拡大を図る活動も行っています。デジタル技術を活用した新しいビジネスモデルを展開し、全国からの視察に応じることで、他地域における類似の取り組みを促すことにも成功しています。

結論

ごうぎんの「ごうぎんチャレンジド」は、経済活動の中でいかにアートプロジェクトが地域に根付くかを示す良い例です。この取り組みが「ART & BUSINESS AWARD 2025」にて高く評価されたことは、企業とアート、地域社会が共にどのように成長できるかを物語っています。今後もこのようなプロジェクトが広がり、持続可能な社会の実現へとつながることを期待します。