リンクトブレインとCausal Foundryの業務提携
株式会社リンクトブレイン(東京都文京区)とコーザル・ファウンドリ合同会社(東京都渋谷区)は、2025年7月に業務提携に関する覚書(MOU)を締結しました。この協力により、両社はユーザー体験の革新を目指します。
提携の目的と背景
近年、デジタルサービスにおいてはユーザーの行動を深く理解し、エンゲージメントを最大化することが求められています。リンクトブレインはゲーミフィケーション設計の専門性を活かし、Causal Foundryが持つ適応型パーソナライゼーションAIと組み合わせることで、次世代のユーザー体験を提供することを目指しています。この提携は、ゲーム・アプリ領域におけるAI活用の拡大を図るものです。
リンクトブレインの強み
リンクトブレインは、これまで10年以上にわたり、ゲーム業界での設計・開発・運営に特化してきました。ユーザー体験(UX)の向上を重視し、B2CやB2E、G2Cなど多様なサービスにゲーミフィケーションの知識を応用。具体的には、教育、ヘルスケア、行政、金融において、行動変容を促進させるサービスを提供しています。これにより、企業や自治体が抱える課題の改善に貢献しています。
Causal Foundryの革新技術
Causal Foundryは、スペインを拠点とするAIスタートアップで、自己進化型の適応型パーソナライゼーションAIを開発。これによりユーザーの行動パターンを継続的に学習し、実行した施策からのフィードバックを受けながら進化します。これにより、リソースの最適化や行動変容の促進を実現し、ユーザー離脱を防ぐ機能が備わっています。
連携の期待
両社のコラボレーションにより期待される成果は多岐に渡ります。
- - 共同ソリューションの展開: ユーザー行動をリアルタイムに分析し、最適な体験を提供する新たなサービスの共同開発。
- - 非ゲーム分野への展開: 教育や医療など、ゲーム外の領域でのゲーミフィケーションとAIの活用。
- - ビジネスモデルの整備: 営業連携や技術導入支援を通じて、よりスムーズな導入を行うためのスキームの確立。
両社の今後の展望
両社は、すでに複数の共同プロジェクトを計画中で、さらなる詳細を順次発表していく予定です。リンクトブレインの代表取締役社長である清水弘一氏は、「このコラボレーションにより、新たな価値の創造が可能になる」と期待を寄せています。
会社概要
所在地:東京都文京区本郷3丁目43-16 コア本郷ビル2階
代表者:清水弘一
事業内容:ゲーム開発、ゲーミフィケーションサービス
URL:
リンクトブレイン
所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-1-1 ヒューマックス恵比寿ビル8階
代表者:アフリカ・ペリアニェス博士
事業内容:適応型AIプラットフォームの開発
URL:
Causal Foundry
この提携がもたらす革新は、今後のゲーム・アプリ開発に大きな影響を与えることでしょう。