四季の彩りを楽しめる温泉宿「足尾の宿かじか」が開業

四季の美しい景色と癒しの温泉が楽しめる「足尾の宿かじか」

温泉旅館運営・コンサルタント会社「女将塾」の手によって、新たに開業した「足尾の宿かじか」。日光市内から車で約40分の場所に位置しており、日光国立公園にかかる庚申山麓の美しい自然に囲まれた温泉宿泊施設です。特に注目すべきは、地域に名高い源泉「庚申の湯」。この温泉はPH10.0のアルカリ性単純泉であり、トロトロとした感触と美肌効果で知られており、その名も「美肌の湯」と呼ばれています。

「足尾の宿かじか」では、男女それぞれの露天風呂や内湯、サウナを完備しています。特に露天風呂では四季折々の美しい風景を見ながらリラックスした時間を過ごすことができ、春の新緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色を楽しむことが可能です。この温泉は長時間入浴にも向いており、金属イオンや硫黄成分をほとんど含まないため、体への負担が少ないのも魅力です。

さらに、庚申山は日本百名山の一つであり、標高1,892mを誇ります。皇海山への登山口としても知られ、その特別天然記念物である食虫植物「コウシンソウ」の自生地が近くに。ここでは、特に花が咲く時期には多くの観光客が訪れ、その神秘的な風景に魅了されています。

また、足尾町はかつて「日本一の鉱都」として名を馳せた足尾銅山の跡地があります。現在、ここではトロッコに乗って坑道を探検する体験ができ、訪れる人々に貴重な歴史を感じさせる観光スポットとして人気です。

「足尾の宿かじか」では、全17室の和室が用意されており、館内は温かい雰囲気で迎えてくれます。また、株式会社女将塾は温泉旅館とホテルの運営を専門としており、全国で23の宿泊施設を手掛けています。彼らのビジョンには、地域を愛し、貢献し、共存することが掲げられており、地域資源を活かした特別な体験を訪れる人々に提供することを目指しています。

今後は、地域の魅力を引き出し、観光商品を企画していくと共に、足尾銅山の歴史や周囲の美しい自然を発信していく取り組みを強化していく予定です。「足尾の宿かじか」は、訪れる人々に記憶に残る思い出を提供することを目指しています。