新たな障害者雇用
2025-06-05 12:36:16

障害者雇用を巡る新たな視点〜SOCIALSQUAREの取り組み〜

障害者雇用を巡る新たな視点〜SOCIALSQUAREの取り組み〜



5月24日、熊本市を拠点にする多機能型障害福祉事業所SOCIALSQUAREが主催する講演会が開催されました。このイベントでは、ラテロジコンサルティングのメインアドバイザーである藤戸淳氏を招き、企業視点からの障害者雇用について話し合われました。全国で人手不足が深刻化する中、企業は新たな人材を確保するためにどのように障害者雇用を活用できるのか、その実践的な知見を得ることを目的としたものです。

講演の目的と概要



講演会は、障害者雇用の実態に関心を持つ人々を対象に、企業がどのように障害者を雇用し、業務の創出や定着を図っているのかを知ることが目的でした。藤戸氏は、食品製造メーカーにおいて部門長としての経験や採用担当としての実績を活かし、自身が見てきた具体的な事例を通じて参加者にメッセージを伝えました。このカリキュラムでは、就職活動を控えた利用者や、その後の事業所内での生活に役立つ内容が盛り込まれていました。

ハイライトと参加者の反応



今回のイベントには、SOCIALSQUARE熊本内の3拠点と西宮店から総勢35名の利用者が参加しました。講演の内容は、企業の視点からの障害者雇用について非常に切り込んだもので、参加者からも「見学や実習では得られない貴重な情報があった」との声が聞かれるなど、有意義だったという振り返りがありました。

就職活動に向け、自らの生活や行動を見直すきっかけとなったという感想も多く、今後の活用を視野に入れた意欲が感じられました。

講演者の配慮



藤戸氏が作成したスライドは、利用者の多様な特性に配慮し、振り仮名を振ったり分かりやすく構成されたものでした。講演は上乃裏店で行われ、他の店舗ではオンラインで参加する形が取られました。こうした工夫が、参加者にとって有意義な時間を提供する要因の一つとなったことでしょう。

SOCIALSQUAREの役割



SOCIALSQUAREは、熊本市内に複数の店舗を持つ障害福祉サービスを提供する事業所です。知的・身体障害を含むさまざまな障害を持つ方々に対して、自立した生活を支援しています。これにより、利用者は自分自身の人生をより豊かにするためのサポートを受けることができます。

店舗ごとの業務や提供するプログラムは様々で、利用者が自分に合った支援を受けることができる環境が整っています。

これは障害者雇用の取り組みを考える上でも、ユーザー中心の視点が反映されており、これからの社会における障害者雇用の重要性を再認識させるものでした。

今後もSOCIALSQUAREは、障害者雇用の啓蒙活動を通じて、多くの人々に自立した生活を支援し、企業にとっても価値のある人材を生む掛け橋としての役割を果たしていくことが期待されています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
住所
福島県いわき市内郷内町水之出17
電話番号
0246-84-8301

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