グループ名称の変更と新体制の導入
このたび、Spiral Ventures Japanが「Spiral Capital」へのグループ名称変更を発表しました。様々なビジネス環境の変化に適応し、新たなスタートを切るための重要なステップとなります。この変更に伴い、運営している基金も名称が更新され、今後「Spiral Capital Japan Fund 1号投資事業有限責任組合」としての運営が行われます。
組織体制の大幅な見直し
Spiral Capital Japan Fund 1号は、これまで東南アジアにおけるベンチャーキャピタル事業を展開するSpiral Ventures Pte. Ltd.と合弁で運用されてきましたが、投資の組み入れが完了したため、今後は当社が設立したSpiral Capital LLPがこの運営を担うことになります。この変更により、Spiral Venturesとの資本関係は解消され、より独立した運営に移行します。
さらに、オープンイノベーション支援の専門子会社「Spiral Innovation Partners LLP」を新たに設立しました。この新しい組織では、企業向けの多様なサポートプログラムを通じて、Corporate Venture Capital(CVC)の運営などオープンイノベーションの促進を目指しています。特に、SIPは特定のセクターの変革を対象に、各企業と共同で設計・運営する「Sector-focused Venture Capital(SVC)」を提唱しています。
組織の新しい顔
この度の体制変化に伴い、新たに平野正雄氏が取締役会長に就任します。平野氏は、マッキンゼー・アンド・カンパニーの日本支社長を務め、企業の経営戦略や組織変革に関する豊富な経験を持っています。また、現在は早稲田大学ビジネススクールの教授として、多くの若手ビジネスリーダーの育成にも尽力しています。
一方、Spiral Innovation Partners LLPの代表には岡洋氏が就任しました。岡氏は、IMJインベストメントパートナーズでの責任者として、国内外で数多くのアクセラレートプログラムを成功に導いてきた実績があります。今後は、SIPの運営においてその経験が生かされ、企業のオープンイノベーションを強力にサポートすることでしょう。
会社概要
Spiral Capital関連会社の所在地は、東京都港区虎ノ門に位置しており、事業内容はグループ本社の運営、VCファンドの運営、SVCファンドの運営、オープンイノベーション支援となっています。これから新しい体制のもとで、さらなる成長を目指して精進していく所存です。
本件に関するお問い合わせは、Spiral Capital株式会社までお願いいたします。公式ウェブサイト(
https://spiral-cap.com/)でも詳細の確認ができます。電話番号は03-6452-8615です。