スパイスファクトリー、2024年度のDX支援で前年対比144%の成長を実現

スパイスファクトリーが拓く新たな時代

スパイスファクトリー株式会社は、デジタル・トランスフォーメーション（DX）支援において、2024年度の「Priority5」実績が前年に比べて144%の成長を記録したことを公表しました。これは、教育、医療介護、公共、気候変動、ガバナンスという5つの重要な分野での取り組み成果を反映したものです。

「Priority5」とは何か？

スパイスファクトリーが掲げる「Priority5」は、社会的インパクトをもたらす5つのビジネス領域を指し、これらを通じてDX支援を積極的に行うことを目指しています。具体的には、
1. 教育：学習環境のデジタル化や企業研修の支援。
2. 医療介護：業務効率化とデータ管理の向上。
3. 公共：行政サービスのデジタル化による利便性向上。
4. 気候変動：環境問題に対応するリサイクルやCO2削減の取り組み。
5. ガバナンス：企業の経営管理やコーポレートガバナンスの強化。

これらの分野でのDX支援は、社会の基盤を支える役割を果たしており、それぞれの事業が社会に与える影響を最大限に引き出すことを目指しています。

2024年度の実績

具体的な結果として、2024年度の「Priority5」の売上比率は78%に達成し、前年の54%と比較して144%の成長を遂げました。この成長を支えたのは、医療介護分野の21.2%の占める割合で、次いで公共分野が21.1%、気候変動が13.1%、教育が11.9%、ガバナンスが10.2%という内訳です。

各分野の具体的事例

- 教育分野では、一般財団法人日本サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会と連携し、総合IT能力診断サービス「VisuMe」の開発を行いました。これにより、学習環境のデジタル化が進み、業務の効率化が実現されています。
- 医療介護分野においては、株式会社ネクスウェイと協力し、薬局向けDIポータルサービス「アスヤク薬局ポータル」を開発しました。これにより、情報管理の効率が大幅に向上しました。
- 公共分野では、東京都町田市とコラボレーションし、「バーチャル市役所」の実現を目指した市民ポータルサイトを構築中です。
- 気候変動の取り組みでは、株式会社Belongと協力し、リサイクルを推進するEコマースプラットフォームを開発しています。
- ガバナンス分野においては、株式会社トムス・エンタテインメントと連携し、アニメーション制作管理システム「ProGrace」の構築を支援しました。

スパイスファクトリーの未来への展望

スパイスファクトリーの取締役CSO、流郷綾乃氏は、「Priority5は、我々がどのように社会に価値を提供するかを示す重要な指標です。この結果は、顧客だけでなく、日々の業務を支える従業員一人ひとりの努力の賜物です。」と述べています。

これからも同社は、社会課題の解決を通じて持続可能な成長を追求し、tech-drivenな未来を切り開くことを志します。