建設現場の未来
2021-04-05 14:10:01
アバターロボットとVRの力で建設現場の未来を切り開くlog buildの挑戦
log buildが領域を変える建設現場の管理革命
日本の建設業界に新風を吹き込むべく、株式会社log buildはアバターロボットとVR写真技術を駆使し、リモート施工管理の実現に向けたサービス「Log System」を展開しています。2018年に湘南の建設会社である(ecomo)のロボット及びVR・AI事業部として設立された同社は、2020年に法人化され、テクノロジーを通じて建設現場の可視化を進めるという明確なビジョンを持っています。
建設業界が抱える課題
現在、建設業界は人手不足や膨大な移動時間など、さまざまな社会課題に直面しています。特に職人の不足や現場管理の煩雑さは、業務の効率性を損なう要因となっています。log buildの代表である中堀健一氏は、これらの課題を解決する手段としてテクノロジーの導入を決意しました。実際に現場監督としての経験を活かしながら、業界の関係者との対話を通じて「Log System」の構想を練り上げてきました。
テクノロジーによる変革
Log Systemは、遠隔地にいる現場監督や施工管理者が、リアルタイムで建設現場を視察できる環境を提供します。例えば、現場での状況をVRで確認したり、アバターロボットを通じて施工の進捗を把握したりすることが可能です。このような最新技術を導入することで、作業の効率化だけでなく、品質管理の向上にも寄与します。
社内の人材も多様で、元SONYのAIBO開発メンバーや、リクルートで住宅業界の問題に取り組んだプロフェッショナルが揃っています。これにより、革新的かつ実践的な取り組みが可能となっています。
企業の成長と未来の展望
log buildはこの度、約8000万円の資金調達を成功させ、多くの企業との連携を進めています。渡辺パイプ株式会社やジャパン建材株式会社といったパートナー企業と強固な関係を築き、さらなるサービス向上を目指しています。また、業界のDX化を推進し、働き方改革に貢献することにも注力しています。将来的には、全国の建設会社の現場をより高度に可視化するサービスとしての展開を視野に入れています。
まとめ
例えば、先進のテクノロジーを活用すれば建設業界においても、リモート管理を通じた新しい働き方が実現可能です。log buildは、すでにその一歩を踏み出しており、今後の成長が期待される企業です。これからの建設業界を見据えた取り組みが、どのように発展していくのか楽しみです。このような新しい技術が、実際の現場でどのように活用されていくのか、注目が集まります。
log buildはさらなるサービス革新と、業界全体の変革を掲げ、今後も挑戦し続けていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社log build
- 住所
- 神奈川県藤沢市城南4−1−9
- 電話番号
-
0466-90-3381