静岡大学に新たな光を！小糸製作所とネーミングライツ契約の意義

小糸製作所の新たな挑戦

東京都品川区に本社を置く株式会社小糸製作所は、静岡市にある国立大学法人静岡大学との間で、ネーミングライツ契約を締結しました。これに伴い、静岡大学附属図書館浜松分館の２階にあるグループワークエリアの愛称が「ＫＯＩＴＯＬＩＧＨＴＩＮＧＡＲＥＡ」となり、2024年11月から2027年10月までの３年間、この名が使われることになります。これは小糸製作所にとって初のネーミングライツ取得となります。

ネーミングライツ契約の背景

この契約は11月26日に行われた開設記念式典で正式に発表されました。式典には静岡大学の学長、日詰一幸氏と小糸製作所の社長、加藤充明氏が出席し、奪取した命名権の意義を語りました。小糸製作所は、「KOITO VISION～人と地球の未来を照らす～」を企業のビジョンに掲げ、安全かつ安心な次世代モビリティ社会の実現に貢献するべく努力しています。また、静岡大学が目指す「未来志向の人材育成」という理念にも共感し、今回の契約に至ったとのことです。

施設の利用状況と特徴

浜松キャンパスの附属図書館では、年間で約17万人に上る学生が利用しており、その中でもグループワークエリアは特に人気のある施設です。学生同士が集まり、グループで会話を交えながら学習できるこのスペースは、コミュニケーションやコラボレーションを促進し、新たなアイデアや創造力の煌めきを生み出す場となっています。

小糸製作所は、こうした環境が日本の未来を明るく照らすことを期待し、「ＫＯＩＴＯＬＩＧＨＴＩＮＧＡＲＥＡ」という愛称を選んだとのことです。精神的な支援だけでなく、実際に多くの学生に利用され、活発な対話や協力の場として機能することを願っています。