東京都江東区に位置する「キッザニア東京」で、株式会社長谷工コーポレーションとKCJ GROUPが共同で新たに開設する「マンション建設現場」パビリオンが2025年12月3日にオープンします。これは、こどもたちがマンションの建設と管理の重要性を実際に体験し、その魅力を学ぶ機会を提供する新しい試みです。
本パビリオンでは、子供たちが「マンション管理技術者」や「マンション建設技術者」として、さまざまな仕事を実践することができます。具体的には、マンションの外壁の修繕や排水管の点検、エントランスの工事を体験します。これにより、子供たちは単に作業を行うだけでなく、その背後にある安全性やチームワークの価値についても理解を深めることができるでしょう。
体験の内容は、以下の3つのポイントに分かれています。
1.
マンションが完成するまでのプロセスを学ぶ: 子供たちはマンションがどのように建設され、管理されているのかを知り、安全で快適な生活をサポートする重要な要素について学びます。
2.
高所での点検・メンテナンス作業: 「マンション管理技術者」として、安全帯をつけて足場に登り、高所での作業に挑戦できます。これにより、実際の作業環境を体感し、責任感を持つことを学びます。
3.
エントランスの工事を共同で行う: 「マンション建設技術者」として、仲間と協力して実際にエントランスの床や壁をデザイン通りに仕上げるプロセスを体験し、チームワークの重要性を実感します。
具体的な体験時間は各約30分ではありますが、その間に子供たちが受け取る10キッゾの給料でキッザニア内での買い物やサービスを利用することが可能です。この特別な体験を通して、こどもたちに「つくる」ことへの興味を促進し、将来の技術者としての道を切り開くかもしれません。
長谷工コーポレーションは、1969年に設立以来、72万戸以上のマンションを手掛けており、安心・安全な住環境の提供に努めています。今後も、「HASEKO Evolution Plan」に基づいて、建設事業、不動産事業、管理運営事業の3つの分野で連携し、持続可能な成長を目指します。
キッザニア東京は、2006年にオープン以来、こどもたちに職業体験を通じて社会の仕組みを学ぶ機会を提供してきました。「エデュテインメント」というコンセプトを通じて、子どもたちが一番好きな仕事に挑戦しながら、楽しそうに学ぶ場を提供する使命を担っています。
このように、長谷工の新たなパビリオンは、興味深く、教育的な体験をこどもたちに提供することを目指しており、多くの親や子供たちから注目を集めることでしょう。今後のオープンに期待が高まります。