カルビーの新しい音楽レーベル『じゃがレコード』が誕生
株式会社博報堂キースリーは、カルビー株式会社やblowoutとの共同プロジェクトとして、音楽レーベル『じゃがレコード』の設立を発表しました。このレーベルは、カルビーの商品にある「タベオト」と呼ばれる食べる際に生まれる独特な音を素材にした楽曲を制作することを目指しています。タベオトは、スナックを食べる際に出る音であり、楽しさを引き出す新たな創作方法として注目されています。
レーベルのスタートにあたり、最初の楽曲「DAHA」がblowout所属のクリエイター・ユニット「niKu」とコラボレーションして制作されました。この楽曲は、2025年4月29日にリリースされる予定で、早くも多くのファンの期待を集めています。
レーベル設立の背景
カルビーは2023年から新規事業「Calbee Future Labo」を展開しており、そこで商品のデザインやキャラクターを活かして様々なプロジェクトを進めてきました。それに続いて、新たに音楽に焦点を当てた『じゃがレコード』が立ち上がりました。スナックを通じて食文化を楽しむだけでなく、音楽という形式でも体験できることを提供できるように進化させています。
今後は、ブロックチェーン技術を用いたIP管理プラットフォーム「かるれっと」にもタベオトを登録し、さらなる音楽創作を行う予定です。
コンセプト『おいしい音で、つくろう音楽。』
『じゃがレコード』の理念は、シンプルであるが印象的です。「おいしい音で、つくろう音楽。」というフレーズのもと、ポテトチップスの「パリッ」とした音や、「かっぱえびせん」の「サクッ」という音など、さまざまなカルビー商品の持つ独特な音を取り入れた楽曲創りが行われます。この新しい音楽レーベルでは、一般の人も自分のタベオトを通じてクリエイターとしての表現が可能になるかもしれません。
第1弾楽曲『DAHA』の魅力
「DAHA」は、クリエイター・ユニット「niKu」の作成した楽曲で、ゲストボーカルにはTHE BINARYのmido氏を迎えています。曲は、ポテトチップスの食感をリズムとして取り入れるなど独創的な構成になっており、自分らしさを大切にしつつも、より良い未来を目指す勇気を与えてくれます。楽曲には、ポテトチップスやかっぱえびせんといった具体的なブランド名が活かされており、リスナーに親しみを持たせる工夫がされています。
niKuのコメント
「DAHA」を制作したniKuのメンバーは、それぞれに楽曲制作に対する熱い思いを寄せました。ボカロPのChinozo氏は「ポテトチップスの音を使ったパーカッションに挑戦できたことが楽しかった」と語り、イラストレーターのがちゃ氏も「ポテトチップスを食べながら楽しく制作できた」と述べています。二人とも、今回のコラボレーションに対しワクワク感を隠せない様子でした。
まとめ
『じゃがレコード』は、カルビーの新たな挑戦として、音楽と食文化の融合を目指します。食べることの楽しさと音楽を結びつけることで、これまでにない新しい体験を提供することが期待されています。今後の展開にも大いに注目が集まります。
詳しい情報は公式ウェブサイトやSNSで随時公開される予定ですので、ぜひチェックしてみてください!