日本酒蔵が手掛けた新しいりんごのお酒、CIDRE RonRonの魅力とは

日本酒蔵の杜氏が手掛けた新しいりんごのお酒、CIDRE RonRonとは

2021年10月4日、日本酒造りでの熟練した技術を持つ杜氏が、りんごのお酒「CIDRE RonRon（シードルロンロン）Prototype（プロトタイプ）」を発表しました。この新商品は、ECサイトでの販売が開始され、注目を集めています。

透明感あふれる爽やかな味わい

「シードルロンロン」は、日本酒を製造する技術を駆使し、爽やかな香りと透明感のある味わいが特徴です。使用されるのは、清酒酵母だけ。これにより、日本酒蔵としての独自性を保ちながら、心地よい飲み口とすっきりした後味を実現しました。

グルテンフリーで体に優しい

現代では、健康志向が高まり、グルテンフリーやプリン体フリーの飲料が求められています。このシードルも例外ではなく、2020年12月に誕生した同ブランドの「シードルロンロン」は、甘味料や香料を一切使用せず、純粋なりんごの風味を求める消費者に訴求しています。

新たな楽しみを提供する「プロトタイプ」

「プロトタイプ」は、これまでのシードルの枠を超えた新しい試みです。日本のクラフトシードルとして、初めて清酒酵母を使用した商品を展開し、その可能性を広げるために様々な挑戦を行いました。

独自ラインナップ紹介

1. きょうかい酵母清酒用1801号
未踏の華やかさを持つ、酒蔵初のパイナップル風味。

2. 無濾過
あえて濾過せず、りんごの本質を最大限に引き出した爽やかな味わい。

3. 高アルコール
アルコール11％のストロングタイプで、ドライかつ無炭酸な新しい楽しみを提供。

4. アメリカンホワイトオーク
オーク樽の甘みを加え、さらに深みのある複雑な味わいを実現。

地元への愛情と感謝の気持ち

このプロトタイプは、兵庫県宍粟市に位置する酒蔵から生まれました。地元のりんご園が40年以上続いており、その環境を受けて、自然の恵みや地域の素晴らしさを再確認しました。アルコール離れが進む現代において、りんごのお酒は多様なシチュエーションで楽しむことができ、時には軽やかに、また時にはしっかりと楽しむことが出来ます。

商品概要と販売

今回の「シードルロンロンプロトタイプ」は、飲み比べセットとして楽しむことができます。全6種を含むオールスターズ飲み比べセットも販売されています。フルボトル720mlセットは税込13,200円、ハーフボトル360mlセットは税込7,700円です。

商品の発送は2021年11月15日から順次行われ、冷暗所での保管が可能ですが、開栓後は冷蔵保存をお勧めしています。特に、シードルはフレッシュさが命。できるだけ早めに飲んでいただくことが推奨されています。