日本初の極細LANケーブル、その全貌とは
エスエス電子株式会社が新たに発表した「ウルトラスリムLANケーブル」。この製品は、直径たったの2.6mmという驚異的な細さを実現し、ネットワーク配線の常識を覆す存在となりました。日本国内初となるこのケーブルは、Cat.6に対応しており、ギガビット通信も可能です。これにより、高速で安定したデータ通信を提供します。
【特徴的なスリム設計】
このケーブルは、選ばれたAWG34の導体を採用しており、通常のAWG24のLANケーブルと比較すると約30〜50%の細径化を達成しています。ラック内での配線密度が減少し、通気性の向上によって、冷却の効率も大幅に改善されます。こうした特色により、データセンターやサーバールームでの利用に最適な設計となっています。
特筆すべきは、ケーブルの柔軟性です。軽量で扱いが容易なため、配線作業やメンテナンスも手間をかけずに行えます。このような特性により、作業の効率化が図れ、ストレスフリーでの管理が可能になります。
【PoE給電にも対応】
さらに、このケーブルはPoE(Power over Ethernet)技術にも対応しています。これにより、PoE対応機器への給電が可能となり、給電とデータ通信を同時に行うことで、配線が一層便利になります。
【多彩なカラーバリエーション】
色の選択肢も豊富で、薄青、青、黄、緑、赤、オレンジ、桃、紫、白、黒といった全10色が用意されています。特に薄青と白は9月24日に先行発売され、他の色は11月からの販売を予定しています。この多彩なカラーバリエーションは、配線作業だけでなく、視認性の向上や整理にも役立ちます。色で系統を管理することで、視覚的にも分かりやすくなります。
【データセンターにおけるメリット】
データセンターでは、ケーブルの細径化によりラック内のエアフローを妨げず、結果として冷却効率が上がります。また、柔軟性と軽量性によって設置やメンテナンスの手間が減り、作業効率が格段に向上します。さらに、色分けによる整理性も向上し、視認性の高い管理が実現できます。
【エスエス電子株式会社について】
エスエス電子株式会社は、1997年に設立以来、25年以上にわたり通信ケーブルの分野で活動してきました。USB、Lightning、HDMIケーブルなどの各種周辺機器を製造・販売しており、商品の企画からデザイン、品質管理までトータルで対応しています。高品質ながら経済的な製品を提供し、お客様のさまざまなニーズにお応えしています。
【販売価格と発売日】
「ウルトラスリムLANケーブル」の価格はオープン価格となっています。薄青と白は9月24日から発売され、他のカラーは11月からの発売を予定しています。新技術の導入によるこの革新的なLANケーブルは、今後のネットワークインフラに革命をもたらすことでしょう。