新コミックレーベル「オルタンシア」創刊と原作スカウトの新たな試み
カルチュア・エンタテインメントグループ株式会社旗下の株式会社BBBが、創作プラットフォーム「Nola」とのコラボレーションにより、新コミックレーベル「オルタンシア」を1月31日に創刊しました。この新しいレーベルは、人気のコミック原作を発掘し、さらにはドラマや映画といったメディアミックス展開を目指しています。
原作スカウトを開始
「オルタンシア編集部」のスカウトページが、「Nolaノベル」の中に設けられ、ここでは作家から原作を公募することが行われます。新たに発掘された作品は、コミカライズの後に、各種電子書籍ストアでの連載が予定されています。BBBはこれまでも多くのVODサービスを手がけており、コンテンツを「創る」ことに力を入れていることが強みとされています。
Nolaとの連携
創作プラットフォーム「Nola」は、作家が作品を直接投稿できる小説投稿サイトを持っています。「Nolaノベル」では多くの企業と連携し、作家たちの商業デビューを支援しています。今回の原作スカウトもその一環として、50万人以上の作家と200万以上の作品を活かしてさらなる創作を促すものです。
BBBの挑戦
BBBではこれまでにも「ラブプリズム」「リコリス」「ストライド」というオリジナルレーベルを運営しており、スカウト機能を使った次世代のヒット作品発掘に注力してきました。このたびの「オルタンシア」創刊によって、原作の発掘から制作、配信までを一体で行える体制が整いました。
オルタンシア編集部は、展開される作品がドラマ化や映像化される要素を持つことを期待しています。特に、現代を舞台にしたドラマティックな物語や斬新なアイデアを掲げた作品を勧めています。
制作に向けたアドバイス
編集部からは、キャラクター設定に力を入れることや、展開のペースが重要であることがアドバイスされています。物語の中でキャラクターがリアルかつ魅力的であるほど、読者は感情移入しやすくなり、物語への興味を持続させることができます。特に「ざまぁ系」といった要素を盛り込む際には、適切なエピソード分けが求められます。読者を引き込むためには、伏線を張って続きへの期待感を持たせることが重要です。
まとめ
今回、カルチュア・エンタテインメントグループとBBB、そしてNolaがタッグを組むことで、これまでにない新たな創作環境が整えられました。多くの作家たちにとって、商業デビューのチャンスが広がり、クリエイティブな作品が生まれることが期待されています。これからの原作スカウトの動向に目が離せません。