ガレージバンク、社債発行
2024-06-25 12:51:43

ガレージバンク、Siiibo証券を活用し社債発行で資金調達!モノ資産活用アプリ「cashari」事業拡大へ

モノ資産の管理・活用アプリ「cashari」を提供するガレージバンク株式会社は、Siiibo証券株式会社が運営する社債発行・購入プラットフォームを活用して、少人数私募社債を発行したことを発表しました。

ガレージバンクは、社債専門ネット証券であるSiiibo証券のプラットフォームを通じて、オンラインでの私募による初めての社債発行を行いました。Siiibo証券は、新興企業向けのデット性資金調達手段の選択肢に対する関心の高まりを受け、企業の資金調達支援を積極的に行っています。

Siiibo証券のサービスの特徴は、企業やサービスに共感した個人投資家からクローズドに資金を集めることができる点にあります。今回の社債発行では、ガレージバンクの事業内容や成長性に共感した個人投資家から資金を集めることに成功しました。

ガレージバンクは、今回の資金調達によって「cashari」のサービス拡充やマーケティング活動の強化を行い、さらなる事業拡大を目指します。具体的には、自動車リースバックサービスの拡大や、新たなモノ資産の取り扱い開始などを検討しています。

ガレージバンク株式会社代表取締役の山本義仁氏は、「今回の資金調達によって、多くのお客様に『cashari』のサービスを知ってもらう機会が増えることを期待しています。モノの価値を使って誰もがチャレンジできる社会を実現すべく、今回の資金を原動力とし、全力で取り組んで参ります。」とコメントしています。

Siiibo証券株式会社代表取締役CEOの小村和輝氏は、「ガレージバンク様と同社の事業に関心が高い投資家様をおつなぎする機会をサポートできたことを大変嬉しく思います。今回の社債発行を通じて、社債が企業にとって事業の魅力を発信しながら資金調達できる手段であることを改めて実感しました。」とコメントしています。

Siiibo証券は、今後も幅広い事業内容の企業や投資家様に社債という資金調達手段・投資手段を知っていただけるよう、積極的に取り組んでいくとしています。
ガレージバンクがSiiibo証券を活用して社債発行を行ったことは、スタートアップ企業にとって新たな資金調達手段として注目すべき事例と言えます。従来、スタートアップ企業は株式発行による資金調達に頼ることが多かったですが、近年はグロース市場の低迷や資金流入減の影響で、株式発行による資金調達が難しくなっています。

このような状況下で、Siiibo証券のようなプラットフォームを活用した社債発行は、スタートアップ企業にとって魅力的な選択肢となります。Siiibo証券のプラットフォームは、企業と個人投資家を直接つなぐことで、従来の金融機関を介した資金調達よりも効率的かつ低コストな資金調達を可能にします。

また、社債は株式と比べて経営権の希薄化や安定性のリスクが少ないため、スタートアップ企業にとってより柔軟な資金調達手段と言えます。さらに、今回のガレージバンクの事例のように、社債発行を通じて投資家から事業への共感を得ることで、企業の認知度向上や事業拡大につなげることが期待されます。

今後は、Siiibo証券のようなプラットフォームを活用した社債発行が、スタートアップ企業の資金調達においてますます重要になっていくと考えられます。

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