HOTAKA株式会社の新しい試み "enso" プロジェクト
愛知県名古屋市に本社を置くHOTAKA株式会社は、障がい者および障がい者支援施設の現状を鑑み、9月20日から「enso」プロジェクトに参加するB型就労支援事業所の募集を開始しました。この取り組みでは、障がいを持つ人々とその支援者、さらには一般の人々が一緒に利用できるショッピングプラットフォームを提供します。
"enso" プロジェクトとは
前述の通り、"enso"はオンラインマルシェの名称で、障がい者福祉への理解と支援を促進するための場として設計されています。生活者が楽しくおしゃれを楽しむ過程で、障がい者福祉にも貢献できるという新しいショッピング体験を提供します。これにより、健常者と障がい者の間にある隔たりを少しでもなくし、相互理解を深めることを目指しています。
提携の内容
B型就労支援事業所に期待される役割は多岐にわたります。具体的には、以下の作業が含まれます。
1.
商品の修復作業: おしゃれなリサイクル商品を提供するために、修復のスキルを活かせます。
2.
梱包作業や写真撮影: ensoプロジェクトの運営に必要な各種作業も求められます。
3.
パソコン作業: オンラインマルシェの運営・管理サポートも含まれています。
各事業所は、自らの能力に合わせて柔軟に参加できるため、負担を感じることなく関与できるのも魅力の一つです。
提携事業所の利点
今回のプロジェクトに参加することで、B型就労支援事業所には多くのメリットがあります。
1.
安定した仕事の確保: 継続的に作業依頼が来ることで安定した雇用を実現。
2.
高い工賃の支払い: 他社相場よりも高い工賃の支払いが期待でき、参加するスタッフや利用者にとってもプラスとなります。
3.
技術の向上: 衣類の修復技術を習得する機会が増えるため、スキル向上につながります。
4.
社会参加の促進: 商品を通じて地域社会とのつながりが深まります。
5.
情報発信の場: 既存のオリジナル商品の販売や新商品の企画開発など、施設の魅力の発信が可能になります。
最後に
HOTAKA株式会社は、この「enso」プロジェクトを通じて、障がいを持つ方々の就労支援と自立促進に寄与し、共生社会の実現を目指しています。障がい者福祉に対する理解を広めるために、広く参加者を募集中です。皆さんもこの取り組みに注目し、具体的な支援を考えてみてはいかがでしょうか。