習慣化サービス「みんチャレ」のエーテンラボが6600万円を調達し新たな展開へ

エーテンラボ株式会社の新たな挑戦

習慣化サービス「みんチャレ」を提供しているエーテンラボ株式会社が、このたびソニーや他の企業から総額6600万円の第三者割当増資を実施しました。この資金調達は、事業拡大に向けた重要なステップとなります。

「みんチャレ」とは

「みんチャレ」は、共通の目標を持つユーザー5人がチームを組み、チャットを通じて励まし合いながら習慣を身に付けるアプリです。ダイエットや早起き、勉強など、40種類以上の習慣をサポートしており、Google PlayとApp Storeの双方で平均評価が☆4.7とユーザーから高く評価されています。その実績から2016年には「Google Playベストアプリ」に選出されています。

新たな事業展開に向けた資金調達

今回の増資は、エーテンラボが経営のスピードを上げ、外部との連携を強化するために実施されたものです。エーテンラボのCEO、長坂剛氏は、ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」から「みんチャレ」が生まれたことを挙げ、ソニー及び他企業との強固な関係が新規事業の円滑な運営を支えると強調しています。新体制のもと、スピーディーな意思決定を可能にし、さらなるユーザーへのサービス展開を見込んでいます。

経営陣のビジョン

エーテンラボの経営陣は、独自のテクノロジーを活用し、ユーザーに喜ばれるサービスを提供することを目指しています。これにより、利用者の習慣化を成功させるだけでなく、企業向けには顧客の継続率向上やProfitabilityを実現することを狙いとしています。実際の運用においては、企業の公式チャレンジが「みんチャレ」内で行われ、顧客との関係構築やユーザーエンゲージメントの向上が期待されています。

今後の展望

資金調達後、エーテンラボは新たな人材の採用を進め、他サービスとの連携を強化することで、企業向けの継続率を高めるソリューションを展開していく予定です。また、将来的には「みんチャレ」を通じてさらに多くのユーザーが習慣を身に付けるサポートをすることで、より広範なマーケットでの成長を目指していくでしょう。

エーテンラボの背景

エーテンラボは、2016年に設立された企業で、ソニーから独立した以降も多くの実績を残しています。代表取締役CEOの長坂剛氏は、ソニー内での経験を活かし、行動変容を促すサービスを提供することに情熱を注いでいます。彼のビジョンに基づき、この新たな挑戦がどのような成果をもたらすのか、今後の発展が期待されます。

このように、エーテンラボは「みんチャレ」の成長を通じて、習慣化の新たな可能性を提示し続けていくことでしょう。与えられた新たな資金を活用しての展開に、業界内外で注目が集まっています。