アガサ、革新的なSingle IRB支援機能を導入
アガサ株式会社は、治験・臨床研究のDXを支援する新機能として、2026年2月1日より「Single IRB支援機能」を提供することを発表しました。この新機能は、特に複数の医療機関が参加する治験において、その審査業務を一本化することを目指しています。
治験エコシステムの重要性
日本では、海外で承認された医薬品が国内で利用可能になるまでの時間を指す「ドラッグラグ」や、国内で開発した医薬品が使用機会を失う「ドラッグロス」という問題が長年にわたり続いており、これを解決するための「治験エコシステム」が構築されています。アガサの新機能により、治験のスピードと質が向上し、医療現場におけるこれらの問題を解消する期待が寄せられています。
Single IRB支援機能の概要
この新機能は、Single IRBを担う医療機関と審査を依頼する他の医療機関との間で、文書の効率的なやり取りを可能にします。具体的には、以下のような特長を持ちます:
- - 文書の直接提出:各医療機関が使用するAgathaと、Single IRB側のAgathaとの間で、文書を直接提出できることで手続きが簡素化され、操作ミスや削除漏れが減少します。
- - アクセス権管理:IRB事務局や委員、医療機関の役割に応じた適切なアクセス権を設定し、セキュリティを確保します。
- - 標準化された文書管理:試験ごとの文書管理がCDISC ISF Reference Modelに準拠し、運用の平準化を実現します。
- - AIとの連携:既存のAI文書登録補助機能との連携によって、さらに効率性を高めることが可能です。
これにより、医療機関の事務的負担が軽減されると同時に、治験にかかるリードタイムが短縮され、日本の治験の国際競争力が強化されます。
今後の展望
アガサは、今後もGCP省令改正や業務運用の変化に応じて、Single IRB支援機能の改善や新機能の実装を進める計画です。製薬企業や医療機関を支援する機能をさらに拡充し、治験エコシステム全体の最適化を図る方針です。
アガサ株式会社について
アガサ株式会社は、治験・臨床研究の文書管理を効率化するためのクラウドサービス「Agatha」を提供しており、医療機関や製薬企業といった各種機関にサービスを展開しています。新しい治療法や薬が早く、そして安全に患者の元へ届けられる環境を整えることを目指し、今後も事業に注力していく予定です。
【アガサ株式会社】
- - 代表者:鎌倉千恵美
- - 所在地:東京都中央区日本橋兜町7-1 Kabuto One 9階 WeWork
- - 設立:2015年10月2日
- - URL:アガサ株式会社