電動車椅子サッカーW杯への挑戦
2023年10月、オーストラリアで開催される電動車椅子サッカーの第4回W杯。これに向けて、日本代表候補選手たちは最強のチームを作り上げるため、クラウドファンディングを開始することとなりました。目標金額は330万円で、選手やスタッフ112人の合宿に必要な交通費などの経費を賄うためのものです。
電動車椅子サッカーとは?
電動車椅子サッカーは、特別に設計された電動車椅子に乗り、足でボールを蹴らずにプレーするスポーツです。他の選手と同様に、手や顎の動きを使ってコントローラーを操作し、ボールを追いかけるスリリングな試合が展開されます。このスポーツは、脳性まひや脊髄性筋萎縮症など、手足に障がいを持つ選手たちが参加できる数少ないチームスポーツの一つです。国内外での試合映像は、
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クラウドファンディングの意義
今回のクラウドファンディングは、単にお金を集めるだけではありません。選手たちがW杯での成功を収めれば、国内の障がい者スポーツ界に大きな影響を与えることが期待されています。選手たちのパフォーマンスは、障がいのある若い世代に夢を与え、スポーツに挑戦する勇気を与えることにつながります。また、観る側の意識も変えるきっかけとなるでしょう。電動車椅子サッカーを通じて、障がいスポーツについての理解が深まり、スポーツを諦めることのない社会が築かれることを願っています。
日本代表のこれまでの戦績
日本代表の電動車椅子サッカー選手たちは、過去のW杯で好成績を残しています。
- - 第1回W杯:7ヵ国中4位
- - 第2回W杯:10ヵ国中5位
- - 第3回W杯:10ヵ国中5位
また、APO杯では以下の実績があります。
- - 第1回:2ヵ国4チーム中1位
- - 第2回:3ヵ国中2位(2023年W杯出場権獲得)
資金調達の方法
クラウドファンディングの受付は、4月11日12時から5月31日23時まで。支援は、インターネット経由でクレジットカードもしくは銀行振り込みによって行えます。詳細は「電動車椅子サッカー代表合宿レディーフォー」で検索してください。こちらが、支援ページへのリンクです:
Crowdfunding Page
協会の目的と活動
一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会は、選手や指導者の育成を通じて電動車椅子サッカーの普及に努めています。国際大会での競技力向上を目指し、スポーツ振興活動や審判の養成も行っています。私たちは、このスポーツがより多くの人に親しまれることを目指しているのです。
まとめ
電動車椅子サッカーがもたらす希望と影響力を理解し、ぜひこのクラウドファンディングに参加していただきたいと思います。障がい者スポーツの未来を共に建設し、W杯での活躍を応援していきましょう!