学生たちの成長の舞台:国際アート&デザイン大学校の挑戦
国際アート&デザイン大学校の音響・ミュージック科が、劇団わらび座の公演「イーハトーブシアター『真昼の星めぐり』the Musical」を支える舞台スタッフとして参加します。これは単なる授業ではなく、学生たちが実際にプロの現場で学ぶ貴重な機会となります。
教室から舞台へ:実践型教育の重要性
最近、エンターテインメント市場が拡大しており、その中でリアルな体験を提供することが求められています。ぴあ総研によると、2025年の国内エンターテインメント市場は過去最高の8,564億円に達する見込みです。その中で、音響や照明、舞台進行などの専門スタッフは、その公演の品質と安全性を保証する重要な役割を担っています。
国際アート&デザイン大学校では、学生たちに実際の公演に参加させることで、ただの「見る側」ではなく「つくる側」として実践的な経験を提供しています。音響・ミュージック科の学生は、劇団わらび座との包括連携協定に基づく授業の一環として、2026年9月11日・12日に行われる公演で実際の舞台スタッフとして活動します。
「プロ」としての経験を積む学生たち
この公演に向けて学生たちは、半年以上前から打ち合わせを進め、わらび座の専門スタッフからの指導を受けて準備を進めています。音響や照明の技術を学びつつ、本番に向かって緊張感ある環境での判断力やチームワークを養ってきました。このような実践型のカリキュラムは、彼らのキャリア形成に不可欠な要素です。
学生たちが関わる音響や照明の仕事は、単なる機材操作にとどまらず、演出や出演者の動き、会場の状況を理解することが求められます。これにより、限られた時間内でスタッフ同士の連携を高め、一つの舞台を完成させる力を養います。
福島の舞台に帰ってきた卒業生の活躍
驚くべきことに、今回の郡山公演には、過去にこの大学校で学んだ卒業生がプロのスタッフとして参加します。彼らは知識を身に付けた場所に戻り、後輩たちの学びの場となるのです。これは、学生にとって「プロの仕事を間近で見る」素晴らしい機会であり、卒業生にとっても福島での凱旋となります。
心に残る舞台体験を提供する「イーハトーブシアター」
「イーハトーブシアター『真昼の星めぐり』the Musical」は、宮沢賢治の作品を基にした新しいミュージカルです。この作品は観客参加型で、観客自身が光るボールを手にして舞台と一体化する仕掛けが用意されています。9月11日・12日に開催されるこの公演は、さまざまな年齢層に親しまれる優しい世界観で構成されており、ぜひ多くの方に体験していただきたいです。
学生たちが見えないところで支えている舞台に思いやりを持って観劇し、彼らがプロフェッショナルになる姿を見守って欲しいと思います。プロを目指す学生たちが福島の舞台を共に支える、今回はその姿にも注目です。
公演情報
- - 公演名:イーハトーブシアター『真昼の星めぐり』the Musical
- - 日時:2026年9月11日(金)・12日(土)
- - 会場:けんしん郡山文化センター 中ホール
- - 内容:劇団わらび座による全国ツアー公演
- - 学生スタッフ:国際アート&デザイン大学校 音響・ミュージック科1・2年生全員
- - 役割:音響・照明などの舞台スタッフ業務
- - 主催:劇団わらび座
この公演を通じて、エンターテインメントの「観る」だけでなく「支える」ことがどれほど学びになるか、多くの人に感じてもらいたいです。