最近の調査によると、多くの女性が抱える髪に関する悩みは、主に‘くせ毛’や‘うねり’といった表面の質感に偏っていることが分かりました。株式会社ViewBEが運営するヘルス&ビューティーアプリ‘Faview’では、自己申告データと毛髪診断データを基に、女性の美の実態を分析しました。調査の結果、女性が髪の悩みとして挙げるものの中で、83.5%が髪の表面に関するものであることが判明しました。
具体的には、20代から40代の全ての年代において、最も多く挙がった悩みは‘くせ毛・うねり・広がり’でした。この現象は、髪に関する意識が表面の質感に集中していることを示しており、頭皮そのものの健康状態にはあまり目が向けられていないことが明らかになっています。特に、自己申告で頭皮の状態を気にしている女性はわずか9.4%に留まりました。
次に、毛髪診断士によるカルテ診断を基にした頭皮スコアを見てみると、実際に良好な頭皮状態とされた女性はわずか14%で、約85%は酸化や赤みを呈している状態でした。これは、自身が抱える髪の悩みが表面上のものである一方で、根本の‘頭皮’がほとんど無視されていることを示唆しています。この頭皮の状態を可視化するためには、従来のアンケートだけでは不十分で、より具体的なデータが必要とされています。
FaviewのCEOである鈴木葉留奈氏はこの調査結果に対して、「多くの女性が頭皮の重要性を理解していない現在、頭皮を健康に保つことが髪の美容に直結することを伝えていく必要があります」と述べています。また、頭皮の状態が良くないとされる女性の中には、睡眠不足やストレスを抱えている人が多く、髪と頭皮の健康が生活全般と密接に関連していることも指摘されています。
さらに、パーソナライズケアの需要は今後も増加していくと予測されており、化粧品業界もこの流れに乗ることが求められています。企業は顧客に対して、頭皮と髪の両方を考慮したトータルなケアの提案が必要だとし、潜在的なパートナーとの連携を模索しています。
今後、Faviewでは、このような頭皮の状態を可視化する技術を用いて、従来の化粧品の枠を超えた新たな価値を提供することを目指しています。女性たちが自らの髪を美しく保つための第一歩として、頭皮への意識改革が急務であると言えるでしょう。これからの美容は、見えない部分に目を向け、その向上こそが真の髪の健康につながると期待されています。