自動車保険「&e」の新たな取り組み
イーデザイン損害保険株式会社が提供する自動車保険「&e(アンディー)」が、株式会社デンソーが開発した運転スコアリング技術「yuriCargo®(ゆりかご)」を導入することを発表しました。この技術により、運転の安全性を向上させ、より安心なモビリティ社会の実現を目指します。
導入の背景
当社のミッションは「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する」ことです。これを実現するため、IoTセンサーやスマートフォンアプリを活用した安全運転支援サービスを展開しています。さらに、自治体や企業と連携し、事故データや走行データを基にした事故削減の取り組みも行っています。
特に、デンソーとの協業によりスタートした「刈谷市yuriCargoプロジェクト」では、地域における安全運転の推進を目指しています。デンソーの「yuriCargo®」技術は、ドライバーの安全意識を高めることに貢献すると考えられており、その活用が今回の技術導入につながりました。
新アプリによる運転スコアリング
新たに導入される「yuriCargo®」は、スマートフォン内蔵の加速度センサーやGPSによって運転状態を自動的に検知し、急ブレーキや急加速などの運転行動をモニタリングします。そして、運転終了後には運転スコアが算出され、これにより安全運転をより促進することが可能となります。これにより、お客様はIoTセンサーを持つ必要がなく、アプリ一つで「&e」ならではのサービスを享受できます。この新機能が搭載されるアプリは、2025年1月1日以降の契約者を対象として提供されます。
「&e」の特長
「&e」は、事故時の対応だけでなく、事故のない未来を見据えた自動車保険です。保険内容はシンプルで理解しやすく、技術を駆使したアプリも特長です。アプリには、事故発生時に迅速に連絡できる「1タップ事故連絡機能」があり、また運転データをスコアリングすることで、運転者には安全運転を奨励する特典が与えられます。
さらに、地域社会の交通課題の解決に向けて寄付ができるプログラムも導入されており、お客様、自治体、企業の連携による事故削減の取り組みが強調されています。
まとめ
イーデザイン損害保険は、デンソーの先進技術を駆使した新感覚の自動車保険「&e」を通じて、ただ単に保険を提供するだけでなく、ドライバー自身が安全運転を意識し、より良い社会を共創していく道を模索しています。この新たな取り組みが、事故のない世界へとつながる一歩となることでしょう。