熊本で感じる真わたふとんの魅力
今年の春、熊本・鶴屋百貨店にて特別な体験が楽しめる実演販売会が開催されます。場所は本館5階で、期間は3月26日(水)から4月1日(火)まで。特に注目すべきは、3月29日(土)と30日(日)の2日間に行われる「近江真わた職人」による手引き実演です。職人による直接的な手仕事を目の当たりにすることで、真わたの魅力をより深く感じることができる滅多にないチャンスとなっています。
では、真わたふとんのどんな点が特別なのでしょうか。まず注目したいのはその製造方法です。「手引き」と呼ばれる技法を用いて、熟練の職人が一つひとつ丁寧に作り上げます。この作業によって、ふとん内部には多くの空気層が形成され、熱が逃げにくくなり、長時間にわたって心地よい温もりを保ってくれるのです。そして、このふとんに使用されている「絹」は、肌と同じ成分を持つため、肌に非常に優しい感触をもたらします。
さらに、真わたふとんはその吸湿性と放湿性の素晴らしさによって、使用時にはいつでも爽やかな使い心地が味わえます。このような特性を持つ真わたふとんに、ぜひ皆さんも触れてみてください。職人による「手引き」実演を通じて、日本の伝統的な技術や手仕事の奥深さを感じ取ることができ、その場でふとんの温かさと心地よさを実感することができます。
丹後手引き真わたふとん
実演会では、「丹後手引き真わたふとん」の詳細についても知ることができます。この商品は、京都・丹後地域の職人が手引きで丁寧に仕上げた真わたが絶妙に詰め込まれています。さらには、シルクサテンを表地に使用しているため、滑らかな肌触りが特徴です。非常に軽やかで、かつふんわりとした感触のふとんは、見た目にも美しく、使うことでその魅力に引き込まれるでしょう。
サイズは150×210㎝で、重さや用途に応じて選ぶことができ、それぞれ275,000円、220,000円、165,000円(税込)で提供されています。お渡しには受注生産のため、約4週間を要するため、事前の計画が必要です。製品はすべて日本製で、素材も絹100%という高品質な仕上がりです。強いかたちを保ちながらわたぼこりが出にくく、安心してお使いいただけます。
熊本・鶴屋百貨店で開催されるこの実演販売会を通じて、伝統技術の素晴らしさとともに、手作りのあたたかさをぜひ味わってみてください。たった二日間、職人の技を感じるこの機会をお見逃しなく!