白浜町、DAOコミュニティを利用したワーケーションスポットの調査成果
和歌山県の白浜町が、地域おこし協力隊DAOコミュニティ「シラハマニア」を活用し、ワーケーションに適したスポットを調査しました。この取り組みは、株式会社あるやうむが実施したもので、88件のスポット情報を整備することで、地域課題の解決に向けた新しいアプローチを示しています。
取り組みの背景
白浜町は日本有数の観光地として知られていますが、オフシーズンや平日には訪問者が少なく、特にテレワーカーの受け入れ環境が課題となっています。そこで、ワーケーション利用に適したスポットの情報が散在している状況を受け、これを体系的に調査し、整理する必要がありました。
DAOコミュニティ「シラハマニア」の役割
このプロジェクトでは、LINEオープンチャットを活用した「シラハマニア」の参加者が調査員としてコミュニティ参加型の分散調査を行っています。単発の行政調査ではなく、地域の人々が協力して行うことが特長です。
調査の成果
調査を通じて得られた成果は、以下の通りです:
- - 調査スポット数:88件
- - 調査観点:席数、電源利用可否、Wi-Fi環境、騒音レベル、利用料金、予約可否
- - タスク総実施数:113件
- - 参加者数(重複なし):26名
特に、基本タスクとしての既存リストのスポット調査が75件、新規のスポット調査が19件、オンラインタスクとしてのスポット調査や記事制作も実施されました。
インセンティブ制度の導入
参加者の動機付けを図るために、以下の3種類のインセンティブが設計されました:
1.
Yanico(白浜町内で使用できるデジタル商品券)
2.
特産品(白浜町の名産品)
3.
施設利用券(町内施設の利用券)
これにより、参加者の多様なニーズに対応しつつ、参加のハードルを低くすることに成功しています。
今後の展望
整備した88件のスポット情報は、白浜町が受入環境を整える施策の基盤として活用される予定です。情報の鮮度を維持するための更新運用体制も検討されています。また、インセンティブ制度についても、運用負担を軽減しつつ、参加者が利用しやすいスキームへの改善が進められます。
「シラハマニア」コミュニティの成長
「シラハマニア」コミュニティは、白浜町の地域おこし協力隊DAOとして設立され、500名以上の登録者を誇ります。白浜町への関心を持つ多くの人々が参加し、地域の魅力を発信したり、課題解決に取り組んだりしています。
このように、白浜町はDAOを用いた地域課題の解決に向けた新たなモデルを示しており、他地域への横展開も視野に入れているため、今後の動向が注目されます。詳細情報は、
シラハマニアのウェブメディアを参照してください。