昭和の懐かしさ溢れる大倉トーイ・コレクション展が渋谷PARCOで開催

昭和の思い出を再現する「大倉トーイ・コレクション展」

2025年の春、渋谷PARCOの8階に位置する「ほぼ日曜日」で、昭和のおもちゃが500点以上集まった「大倉トーイ・コレクション展」が開催されます。この展覧会は、レトロでポップなデザインのアイテムが愛された昭和時代の懐かしさを現代に再現し、多くの方々に楽しんでもらうことを目的としています。大倉トーイのファンはもちろん、昭和の文化に興味がある人々にとっても見逃せないイベントとなるでしょう。

大倉トーイとは？

「大倉トーイ」は、1953年に大阪府東大阪市で創業された老舗の玩具メーカーです。多彩な商品ラインナップを誇り、特に駄菓子屋やファミリーレストランで見かけることが多かったおしゃれセットやお勉強セットが子供たちの心をつかみました。2020年に廃業したものの、その魅力は今なお昭和レトロ愛好家の間で生き続けています。特に、彼らが最初に手掛けたプラスチックビーズは、日本のおもちゃ文化に多大なる影響を与えました。

展覧会の見どころ

今回のコレクション展には、昭和かわいいおもちゃの本『昭和かわいいおもちゃ大倉トーイ・コレクション』に掲載されたアイテムが数多く展示されます。これらのコレクションは著者である小鳥遊みかさんが長年かけて集めたもので、実物が見られる貴重な機会です。おもちゃから感じられる昭和の雰囲気を味わい、懐かしい記憶が蘇ることでしょう。

実店舗「ビーズハウス」の商品も

また、「大倉トーイ」自体は新作を生産していませんが、「ビーズハウス」という店舗では、在庫があるビーズやおもちゃが販売されています。この展覧会では特別に、「ビーズハウス」で取り扱っている商品の一部を購入することも可能です。ただし、デッドストックのため入荷種類や数には限りがあります。購入に関しては、各アイテムによって制限があるため、事前に確認しておくことが望ましいです。

オリジナルグッズも

展覧会限定のオリジナルグッズも用意されています。イラストやデザインを手がけた清水優季さんとのコラボアイテムは、まさに「大倉トーイ」のエッセンスを詰め込んだものばかりです。シールや化粧セットファイル、お買い物バッグなど、さまざまな商品が展覧会会場で手に入ります。これらのアイテムは、普段使いにも最適で、昭和のかわいさを感じることができます。