うまい棒ケースの物語
2023-06-14 11:05:38

愛情たっぷり!うまい棒のために生まれた特製ケースの物語

うまい棒のために生まれた特製ケースの物語



子どもたちに愛され続ける駄菓子「うまい棒」。1979年に誕生し、40年以上もの間、親しまれてきたこのお菓子は、今や「キングオブ駄菓子」として多くの人に愛されています。そんなうまい棒を守るため、あるおじいちゃんが立ち上がりました。

おじいちゃんの思い



おじいちゃんの孫が幼稚園のお楽しみ会でもらったうまい棒を家に持ち帰り、その袋から取り出すと、まさかの粉々に…「こんな姿にするなんて、悲しい!」とその光景を見たおじいちゃんは心を痛め、何とかせねばと奮起しました。こうして始まった、「うまい棒ケース」の開発。

うまい棒の魅力



うまい棒は、1本わずか12円で60種類以上の味を楽しめるとあって、子どもたちにとっては小さなお財布で楽しめる夢のようなお菓子です。私たち大人も、子どもの頃のお小遣いを握りしめて味わった懐かしい体験があるのではないでしょうか。その味と安さは、世代を超えて受け継がれています。

「こんなに親しまれているお菓子を、なんとか守りたい!」その想いからおじいちゃんと仲間たちは、専用ケースの製作を決意したのです。

開発のプロセス



うまい棒ケースのデザインは、まずサイズの計測からスタートしました。その後、アルミ板を切断してプレス加工を行い、最終的には中身をしっかり保護できるように、半硬質ウレタン素材とベロア調の生地で内装を仕上げました。さらに、うまい棒のロゴがレーザー彫刻で施され、その仕上がりはまさにオシャレ。

クラウドファンディングの挑戦



この素晴らしいアイデアを多くの人に届けたいと感じたおじいちゃんたちは、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。しかし、その前に重要だったのは、うまい棒の製造元である株式会社やおきんさんに許可を得ること。訪問の際は、緊張のあまり心がドキドキしていましたが、担当者様からは「この製品、すごいですね!」と嬉しいお言葉をいただき、トントン拍子に契約が結ばれたのです。

支援の輪



無事に契約が結ばれた後は、クラウドファンディングを通じて多くの支援が集まりました。「懐かしい思い出を形にした」との声や、「子どもたちを守る素晴らしいアイデア」といった共感の声が寄せられ、多くの人が先行予約に参加してくれました。これにより、夢のうまい棒ケースは実現へと歩みを進めることができました。

最後に



アクテック株式会社は、1972年から大阪府門真市でアルミケースの製造を続けてきました。創業以来の経験と情熱を注ぎ込んだ製品作りは、単なるモノ作りではなく、お客様の思いに応えるものです。私たちの作るうまい棒ケースが、少しでも多くの人々に親しまれることを願っています。これからも、愛情たっぷりのモノ作りに邁進していきます!

会社情報

会社名
アクテック株式会社
住所
大阪府枚方市長尾家具町3-10-10
電話番号
072-857-0898

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