トレイダーズ証券が渋谷区で実施した金融教育全5回の授業レポート

トレイダーズ証券が行った渋谷区立渋谷本町学園中学校での金融教育プログラム

トレイダーズ証券は、東京都渋谷区立渋谷本町学園中学校で、取締役の井口氏による金融経済教育の授業を実現しました。この授業は、未来を担う若者たちに金融リテラシーを身につけてもらうための重要な取り組みの一環として企画されました。

授業の背景と目的

当社グループは、渋谷区が推進する探究学習プログラム「シブヤ未来科」に協力企業として参加しており、子どもたちが未来に必要なスキルや資質を養うことを目的としています。このプログラムは、昨年4月からすべての公立小中学校で本格的に導入され、トレイダーズ証券は独自の出張授業プログラムを提供する機会を得ました。

授業内容

渋谷本町学園中学校の1年生約70名を対象に、昨年9月から12月まで全5回の授業が行われました。授業のテーマは「人生100年時代を生き抜くためのお金との向き合い方」であり、以下の内容が提供されました。

- 外国為替編（2回）: 円高・円安、金利、物価、景気、複利の効果
- 会社・株式編（2回）: 会社の役割、投資の意味、長期・分散・積立投資の効果
- まとめ（1回）: 「50年後の世界と自分の未来を想像しよう」

これらの授業では、視覚的な理解を助けるために豊富なイラストやグラフを用いた教材を作成しました。また、生徒が積極的に参加できる環境を作るため、「過去5年間の株式投資で最も収益が大きかった業種は何か？」という問いかけを行い、グループで意見交換をする場を提供しました。

生徒たちの反応

12月12日に開催された最終授業後には、生徒たちへのアンケートを実施しました。以下はその結果です。

- 授業の分かりやすさ: 84%の生徒が「とても分かりやすかった」または「分かりやすかった」と回答
- 満足度: 85%の生徒が「とても満足」または「満足」と回答
- 推奨度: 74%の生徒が「ぜひ勧めたい」または「勧めたい」と回答

生徒たちから寄せられたコメントには、「日本の金利が他国と比較して低いことに驚いた」「複利の力が印象に残った」「最初は理解できなかったが、井口さんの話を通じて理解できるようになった」といった前向きな内容が多く含まれていました。これにより、プログラムの効果が顕著であったことが伺えます。

今後の展望

トレイダーズ証券は、今後も出張授業や職場体験プログラムなどを通じて、より広範な金融リテラシー向上に貢献していく考えです。当社は「顧客第一主義」を掲げ、個人投資家のための安心できる投資環境の提供に努め続けます。

最終的には、サステナブルな社会の実現を目指し、多様な金融サービスを展開し続ける決意です。詳細は、トレイダーズ証券のサステナビリティへの取り組みはこちらでご確認ください。