春日市での須恵器展示会のご案内
福岡県春日市にて、特別展示会「古墳時代の‟市宝”の器」が開催されます。この展示会は、春日市弥生7丁目の赤井手古墳から出土した12点の須恵器が、令和7年3月25日に市の文化財として指定されたことを記念しており、多くの人々にその貴重な歴史的遺産を知っていただく機会となっています。
赤井手古墳とは
赤井手古墳は、古墳時代後期(6世紀初頭)の製作とされる古墳であり、長い歴史の中で様々な人々に利用されてきました。この古墳から出土した須恵器は、当時の人々の思想や技術力、さらには地域間交流を示す重要な証拠となっています。そのため、これらの須恵器は考古学的にも非常に貴重な資産と言えるでしょう。
展示会詳細
展示会の開催期間は、5月3日(土曜日)から6月29日(日曜日)までです。入場は無料で、申し込みも不要のため、気軽に訪れることができるのが魅力です。ただし、5月20日(火曜日)および6月17日(火曜日)は休館日となるため、訪問予定の方は注意が必要です。
開催時間は午前9時から午後5時までで、最終入館は午後4時30分までとなっています。場所は、春日市岡本3-57にある奴国の丘歴史資料館特別展示室です。
特別解説イベント
また、展示会中には特別解説イベントも予定されています。このイベントでは、展示資料を間近で観覧できる貴重なチャンスが用意されています。開催日は5月17日(土曜日)と6月14日(土曜日)で、いずれの日も午前10時から約1時間、展示資料の解説が行われます。専門のスタッフが直接説明を行うため、須恵器についての理解を深める絶好の機会です。
お問い合わせ
展示会に関するお問い合わせは、春日市協働推進部文化財課までお願いいたします。電話番号は092-501-1144、ファックスは092-573-1077、またはメールでの問い合わせも可能です。メールアドレスは
[email protected]です。
この特別展示会は、春日市が誇る文化遺産に触れる機会であり、地域の歴史を学び、理解を深める良いチャンスです。家族や友人とともに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。