読売旅行の新たなリーダーシップ体制を発表、役員人事が内定
株式会社読売旅行は、令和5年5月28日に開催された決算取締役会において、2024年度の決算案を承認し、役員および関連人事についての内定を発表しました。この決断は、6月11日に予定されている定時株主総会および取締役会で正式に決定されることになります。
社長の交代と新体制の形成
最も注目されるのは、社長の交代です。岩上秀憲氏が代表取締役社長に昇任予定であり、これまでの役職で培った経験を生かし、会社をリードしていくことが期待されています。岩上氏は、読売新聞東京本社で販売局長を務めており、6月10日には常務取締役として読売旅行を担当することになります。
新たな役員や取締役の任命
常務取締役には堤辰佳氏が昇任され、経営戦略の責任を担います。また、田中和幸氏が新たに取締役に就任し、読売ロマンの旅およびアライアンス営業を担当します。その他、長谷川由紀氏や矢ケ崎貢氏も新たな取締役として名を連ね、広報と販売連携の強化など、重要な役割を果たすことになります。
監査役体制の維持と変化
監査役に関しても、塚田信由紀氏と常松健一氏が新たに就任し、信頼性の高い運営が求められる中で、会計監査に関与していくことになります。今後の運営において、透明性と適正な管理を重視する姿勢が伺えます。
執行役員の任命
執行役員としては、長山徳明氏、林武氏の重任が決定され、営業本部長やインバウンド事業担当のポジションを担い、事業の拡大に貢献することが期待されています。また、新たに飯田孝太朗氏が経理担当に就任することから、財務面でもさらなる強化が望まれています。
退任する役員たち
一方で、6月11日をもって坂元隆氏や貞広貴志氏が退任することとなります。特に、坂元氏は長年にわたり会社の顔として活躍してきたメンバーであり、その退任は会社にとっても大きな変革を意味します。中島健氏や足達新氏の辞任も含め、新旧交代が鮮明になることから、今後の経営方針がどう変わるのか、業界からの注目が集まります。
このような大規模な役員人事の発表により、読売旅行は新しいスタートを切り、将来的な成長に向けた基盤を作ることを目指しています。これからの世代のリーダーシップがどのように発揮されるのか、人々の期待が高まる中、業界の動向に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社読売旅行
- 住所
- 東京都中央区銀座2-3-12マロニエゲート銀座3
- 電話番号
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