Carstay、EVキャンピングカーを「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」で発表
2025年10月29日から11月9日までの間、東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」に、国内最大級のバンライフプラットフォームを展開するCarstay株式会社が出展します。特に注目すべきは、自社開発のEVキャンピングカー「moonn.」と、簡単に組み立て可能な車中泊キット「SAny.KIT」です。これらの展示は、未来の社会における車の新たな価値を提案するものとなっています。
未来の都市を体現する展示
「Tokyo Future Tour 2035」という企画展では、2035年の東京における自動運転やEV技術がもたらす「移動」「暮らし」「社会」の変化を体感することができます。Carstayは「動く拠点から、未来の“豊かさ”をつくる」をテーマに、キャンピングカーが未来の都市にどう寄与できるかを示唆します。展示を通じて訪れた方々は、未来の暮らしがどう変わるのかを具体的に感じることができるでしょう。
“可動産”の新しい価値
今回の展示の中で特に強調されるのは、キャンピングカーが都市と自然をつなぐ「可動産」としての新しい価値です。2035年には、地域において「どこでどう生きるか」が選べる社会が実現するだろうとCarstayは考えています。そのために、車中泊スポットやキャンピングカーのシェアリングプラットフォームが必要不可欠であり、非常時には「動くシェルター」としても活躍することを目指しています。これにより、災害時にも地域を支え、平常時には観光やライフスタイルを豊かにするインフラとなるのです。
展示内容と体験
ブースでは2035年における「可動産」が実現するさまざまなライフシーンを描いたコンセプトアートの展示や、実際の車両での疑似体験が待っています。また、来場者には特別なノベルティも用意されています。
特に「SAny.KIT」は、DIYでハイエースをキャンピングカーに改装できる画期的なキットです。2時間ほどで簡単に組み立てることが出来、レジャーやリモートワークに適した快適な可動産を実現します。この取り組みは、「通常のキャンピングカー市場では高額で手に入れにくい」という現状を一変させるものです。これにより、誰でも手軽にキャンピングカーを所有できる世界を築くことを目指しています。
災害時に役立つ新たなインフラ
Carstayは、能登半島地震のような災害時に「移動できるシェルター」として迅速に地域に役立つ仕組みを構築しています。また、平常時には観光を支援し、楽しい体験を提供することも視野に入れています。これにより、観光と防災を両立させる新しい社会インフラの形として、車中泊文化の拡充を提案しています。
まとめ
「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」は、未来のライフスタイルと社会における新たな可能性を感じる場となります。Carstayは、未来の都市と人々の生活を豊かにするための新しい価値を提案し、来場者の関心を引きつけることを目指します。ぜひこの機会に、Carstayのブースを訪れてみてください。
出展概要
- - 展示期間:2025年10月29日(水)~11月9日(日)
- - 会場:東京ビッグサイト「Tokyo Future Tour」エリア
- - 出展内容:EVキャンピングカー「moonn.」、組み立て型車中泊キット「SAny.KIT」等
また、代表取締役の宮下晃樹氏は、10月31日(金)に「Pitch Contest & Awards」にも登壇予定です。来場者数は100万人以上が見込まれており、Carstayの未来ビジョンを多くの人に届けるチャンスとなります。