大切な想いを手紙に託す「つたえたい、心の手紙」コンテストの結果発表
2026年2月5日、首都圏で冠婚葬祭互助会を営む株式会社くらしの友が主催する第18回「つたえたい、心の手紙」コンテストの結果が発表されました。入選作品が24点選ばれ、その中で金賞を獲得したのは愛知県の高向麻実子さん(43歳)の作品『あなた』です。
このコンテストは「亡くなった大切な人への手紙」をテーマに、応募者が今伝えたい想いや、生前に向けられなかった思いを綴ることを目指しています。2008年に始まって以来、毎年実施されており、特に故人への想いを手紙にすることによって悲しみを和らげることができるという目的もあります。
今回のコンテストでは、2025年の5月から10月までに全国から967点の応募があり、金賞1名、銀賞5名、佳作5名、入賞7名、審査員賞6名の計24名が選出されました。審査員たちからは、多様な年齢層(10代から90代まで)の応募があり、累計で19,000通以上の作品が寄せられるなど、多くの人々がこのプロジェクトに関心を寄せていることが伺えます。
金賞作品『あなた』の特徴
高向さんの金賞作品『あなた』は、44歳という若さで闘病生活を送り、肺がんで亡くなった夫への感謝と悲しみをテーマにしています。作品には、病気を抱えながらも、家族の未来を心配し続けた夫の姿が美しく描写されています。作者は、夫への愛情を綴りながら、息子を立派に育てようとする決意を表しています。この作品は、子どもを残して亡くなった夫に向けての深い想いが込められており、そのメッセージは心に響きます。
審査員の評価
審査員の総評によれば、今回も多くの心動かされる作品が寄せられました。応募者が手紙に込めた思いが直接的に伝わってきて、どの作品もその情景が鮮やかに浮かぶようであったといいます。多くの作品が日本全国から届いたことに感銘を受けたとのこと。手紙を書く時間が、悲しみを癒す大切な瞬間になればとの願いも込められています。
入選作品は、2026年の5月に作品集として小冊子にまとめられ、抽選で1500名に送られる予定です。また、3月下旬には公式サイトで金賞と銀賞受賞作品の全文が公開されます。
コンテストの詳細
「つたえたい、心の手紙」コンテストの概要は以下の通りです。
- 審査委員長:株式会社くらしの友 代表取締役会長・伴良二
- 審査員:小説家・朝比奈あすか、ライター/紀行家・山内史子、クリエイティブディレクター・中井川功、ジャーナリスト・足立則夫
- 募集期間:2025年5月1日~10月31日
- 応募作品数:967点(アマチュアのみ)
- 作品字数:800字程度
今後の展望と問い合わせ先
このコンテストは、毎年多くの応募が寄せられ、参加者にとって大切な思い出や感情を形にする機会となっています。大切な人を失った後の時間をどのように過ごすか。その問いかけにもなり、多くの人々に残された想いを伝えることができる場を提供しています。
また、報道機関や一般の方のお問い合わせ先は以下の通りです。
- - 報道各位のお問い合わせ先:株式会社くらしの友 広報企画課杉本
TEL:03-3735-5357
- - 一般の方のお問い合わせ先:株式会社くらしの友「つたえたい、心の手紙」事務局
フリーコール:0120-096-230(おくろう ふみを)
受付時間:月~金9:00~17:00
このコンテストを通じて、手紙を書くことの意味や価値を見つめ直すきっかけになればと願います。