自称ウチュージンの長女が歩んだ療育と家族の再生
2024年11月20日、株式会社Gakkenから電子書籍『ウチュージンといっしょ』の連載版3巻が配信されることが発表されました。この作品は育児応援サイト「こそだてまっぷ」で人気を博しており、内容が加筆・再編集されています。主なテーマは、自称「ウチュージン」の小学生が織りなす家族の絆です。
物語の概要
物語の主人公は、3人兄弟の真ん中の妹・らっきょ。彼女は、自分の特異な行動を通して「私はウチュージンだ」と自ら告白します。夜中に叫び声をあげたり、本を逆さまに読むなどの行動は、すべてウチュージンであることの証だったのです。
通常学級に通いながらも、特別支援学級や放課後等デイサービスを利用する彼女の姿は、さまざまな育児のあるあるを描き、親のメンタルに寄り添う内容となっています。また、3巻では、らっきょのことを「かわいい」と思えない悩みを抱える母親まゆみさんが、療育を通じてその思いに変化が生まれる12のエピソードが掲載されています。
療育との出会い
まゆみさんは、療育に出会うまで「らっきょがかわいいと思えない」と悩み続けていました。しかし、療育を通じて自分自身の心の変化を体験することになります。家族の愛情や理解を新たに見つけ、再び「かわいい!まぶしい!」と感じることができるようになる過程は、多くの親たちに共感を呼ぶことでしょう。
この作品は、単なるコミックエッセイではなく、家族が共に成長する姿を描いた感動的なストーリーです。多くの読者にとって、日常の育児の中に癒しや希望を見出す手助けとなることでしょう。
著者プロフィール
イラストレーターの高田真弓さんは、子どもが苦手だったものの、36歳で長女を出産したことをきっかけに、子育ての魅力に目覚めます。InstagramやX(旧Twitter)では、家族をテーマにした漫画も描いており、幅広いファンに支持されています。
商品情報
『ウチュージンといっしょ』【連載版】3巻は、電子書籍としてKindleストアや楽天Koboなどで配信中です。希望小売価格は385円(税込)で、ページ数は27ページです。イラストはオールカラーで、視覚的にも楽しめる内容となっています。
この新たな物語をぜひ手に取って、家族との関係や育児の新たな視点を見つけてみてはいかがでしょうか。あなたの心にも、ウチュージンのような不思議な感動が訪れることでしょう。