助産師のメンタルケアが未来を変える
現在、妊産婦死亡の主要な原因が自殺である日本では、出産をサポートする助産師自身が直面するメンタルの負担が重要な課題となっています。この問題に取り組むべく、株式会社With Midwifeは助産師向けのリスキリングプログラム「License says」の一環として、メンタルケアを学ぶ機会を提供するイベント「支援者のためのメンタルケア2026」を開催します。
現状の課題
妊娠、出産、育児のすべてのプロセスには、精神的な負担が伴うことが多く、特に助産師は他者の出産という瞬間に関与することで、自らも大きなストレスを抱えることがあります。実際、日本の助産師の約90%が周産期医療の現場で働いており、そこでは生命の誕生と同時に死にも直面しなければなりません。更には、性暴力やハイリスク社会に関連するケースに対処することも求められます。
また、助産師は患者やその家族と「寄り添う」関係を築く専門職であり、感情を内にためてしまう傾向が強いのです。このため、十分な自己ケアができず、結果的にメンタル不調や離職を招くケースが後を絶ちません。支援者の精神的健康の維持は、助産師自身のキャリアだけでなく、妊産婦にとっても非常に重要な要素であると言えます。
セミナーの目的と内容
「支援者のためのメンタルケア2026」は、助産師が長く健康に、また意欲的に働き続けられるための知識を体系的に学ぶことを目的としています。具体的には、以下の3つの側面に焦点を当てます。
1.
支援者ならではの心の疲れ - 自分自身が支援者であるが故の独特の心理的圧力について考察します。
2.
メンタルを守るための視点 - どのように自身の心を守り、ストレスを効果的に管理するか、その方法を学びます。
3.
実践的なセルフケア - 日常の業務に取り入れることのできるセルフケアの技術と関わり方について学びます。
このセミナーは、毎年開催されており、参加者からは「自分自身を振り返る良い機会だった」や「新たな関わり方を学んだ」といった反響が多数寄せられています。2026年も開催が決定し、特に4月は新たに助産師としての道を歩み始める人が多い時期でもあります。
講師のメッセージ
精神科医の江村和世先生は、「助産師の方々が自身の心を守る視点を持つことは非常に大切です。それにより、妊産婦さんと安心して向き合うことができるようになるお話をお届けしたいと思っています」と語っています。
開催概要
- - イベント名: 支援者のためのメンタルケア2026
- - 開催日: 2026年4月4日(土)11:00-12:00
- - 対象: 助産師、助産学生、保育士、看護師など
- - 形式: オンライン開催(アーカイブ配信あり)
詳細やお申し込みは、
Peatixでチケット購入にてご確認ください。
License saysについて
With Midwifeが展開する「License says」は、助産師を対象としたリスキリングプログラムです。このプログラムでは、医療に関する知識だけでなく、その後のキャリアデザインやビジネススキルも学ぶ機会を提供しています。次回の開講は2026年6月に予定されており、助産師のキャリア支援も行っています。
会社情報
- - 企業名: 株式会社With Midwife
- - 設立日: 令和元年11月1日
- - 資本金: 300万円
- - 代表者: 岸畑聖月
- - 所在地: 大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303
With Midwifeは、「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも 取り残されない未来」を実現することを理念とし、いかなる形の命も大切にする社会を目指しています。