平和不動産株式会社は、2025年3月31日に札幌市に対して1千万円の寄附を行いました。この寄附は、地元の大学および短期大学による公益的な事業に用いられ、地域の若者の定着や地元の課題解決に貢献します。
寄附金は、札幌市の地域再生計画の中核を成す「大学応援プロジェクト」に関連し、市内の教育機関が実施する事業に対する補助金として活用されます。これは、若者が地元に留まりやすい環境を整え、地域の未来を築く上で重要なステップとなります。寄附に際しては、札幌市役所にて感謝状贈呈式が行われ、代表執行役社長の土本清幸が市長の秋元克広氏から感謝の意を表されました。
この一連の寄附活動は、平和不動産が掲げる「再開発事業の拡大」にも寄与しています。同社は、社の長期ビジョン「WAY 2040」を基に、都市の競争力を高める取り組みを推進しています。その中でも、札幌の再開発事業は特に重要な試みであり、地元の経済を刺激するための「人々を惹きつける場所の創出」を目指しています。
さらに、札幌での最大規模となる「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」も企画されており、これにより新たな商業・文化の拠点が生まれることが期待されています。
また、平和不動産は持続可能な社会の実現にも注力しており、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを強化しています。“Bazukuri Company”としての姿勢を大切にし、地域社会の問題解決や環境保全に貢献しながら、より良い未来を築くための努力を続けています。
会社としてのビジョンは、1947年に設立された平和不動産が成し遂げてきた「場づくり」に根源があります。東京や大阪、名古屋、福岡などの証券取引所ビルのオーナーとして、都心の発展に寄与してきた歴史を持つ同社は、この経験をもとに、地域の活性化に向けた新しい試みに果敢に挑んでいます。
今後も、平和不動産は地域の特性を生かしつつ、魅力的な場や環境を創出し、地元の活性化に貢献し続けていくことでしょう。