MAADが提案する住空間
2024-11-01 14:29:18

「LOOPデザインアワード」受賞のMAAD株式会社が提案する新しい住空間

「LOOPデザインアワード」受賞のMAAD株式会社



MAAD株式会社が手掛けた「Residence S」が、2024年の「LOOPデザインアワード」インテリア部門で見事受賞しました。この賞は、ポルトガルを拠点にする国際的なデザインアワードで、建築やインテリアデザイン、プロダクトデザインなどを含む9つの部門で、世界中から4,000を超える作品が集まる中での栄誉です。受賞作品の詳細はこちらでご覧いただけます。

「Residence S」の特徴


「Residence S」は、東京都港区の元麻布地区に位置し、自然を感じる住環境を創出するための全面リフォーム計画です。低層の集合住宅という立地にありながら、周囲の緑と石畳に囲まれた静謐さを保っています。このプロジェクトの核心には、「縁側」のような家族が集う空間を作り出すというコンセプトがあります。

この住宅の最大の特徴は、玄関の吹き抜けにあります。空間に動態を与えるために、各部屋の天井には曲面や傾斜が施されています。このデザインによって、居住者が自由に空間を楽しみ、立体的な体験をすることが可能になっています。実際に家主であるクライアントは、セカンドハウスを北海道・ニセコに建設した経験があり、都会でも自然と調和した住まいを求めてこの住宅のリフォームを依頼しました。

自然との一体感


「Residence S」に求められたのは、窓から注ぎ込む光やテラスへのつながりを利用し、心地よい自然体を保つことです。シンプルな内装材を使用し、自然光と照明の計画によって、空間の広がりが感じられるよう意図されています。また、ランドスケープのように繋がる空間が特徴的で、各エリアがゆるやかに結びついています。

日本の伝統的な「縁側」というキーワードに基づき、都会のマンションでも日本の茶室建築が持つような空間の奥深さを再現しようとする試みがされています。この新しい住空間は、ただの住まいではなく、居住者に多様な体験を提供する特別な場所となっています。

MAAD株式会社について


MAAD株式会社は、2012年に設立された村木計氏が代表を務める建築設計事務所です。会社のミッションは、「外の世界や環境とのリズム、流れる空気や光、空間で得られる体験を提案する」こと。これまでに450件を超える設計案件を手掛け、国内外からの依頼にも応えています。

彼らの手掛けたプロジェクトは商業施設、飲食店、ホテル、オフィスビルから個人宅や別荘に至るまで多岐にわたります。MAAD株式会社は、建築デザインの観点から地域や社会に貢献することを目的としており、今後の展開にも期待が寄せられています。

詳しい情報や最新のプロジェクトについては、公式サイトを訪れてみてください。村木計氏のビジョンやMAAD株式会社の取り組みを通じて、未来の住空間がどのように進化していくのか、その一端を感じ取ることができるでしょう。


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会社情報

会社名
MAAD株式会社
住所
東京都豊島区東池袋1-32-5大熊ビル4F-A
電話番号
03-6914-1217

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