新型ラーメン包装機「玉三郎」が開く新たな麺専門店の未来

新たな時代を築く「玉三郎」

ラーメン業界は今、新たな可能性が広がっています。株式会社大和製作所から発売された「玉三郎」は、世界初の完全自動ラーメン玉丸めラッピング機で、既存の包装機とは一味違った革新をもたらしています。この革新的なマシンは、従来の面倒な手作業を一掃し、業務効率を飛躍的に向上させることを目的に設計されました。

完全自動の特長

「玉三郎」は、製麺機から出てくるラーメンの玉を1玉ずつ丸めてラッピングすることができます。麺のグラム数も100gから150gまでフレキシブルに調整可能で、たった6秒で1玉の包装が完了します。このスピード感は、1時間で600食をこなす能力を示しています。この機械を導入することによって、店舗の業務負担が軽減され、お客様にもっと良質なサービスを提供できるでしょう。

エンターテイメント性の導入

さらに注目すべき点は、マイクロヌードルファクトリーと呼ばれるコンセプトです。「玉三郎」は、製麺作業を公開することで、来店したお客様に新しい体験を提供します。製麺風景を見られることで来店の楽しさが増し、テイクアウト利用者もその魅力を享受できるのです。

衛生面への配慮

コロナ禍において、衛生管理は特に重要視されています。「玉三郎」は、人手を介さず自動的に1玉ずつ包装するため、衛生的かつ安全性を保つ設計がされており、メカの部分も隠すことなく、安心して利用できる工夫が施されています。特に、ラップの切断部分は樹脂でカバーされるなど、安全対策が徹底されています。

新たな販売チャネルへの対応

デリバリーやテイクアウトの需要が高まった今、店舗独自の味を家庭で再現できる「ラーメン弁当」の導入を提案します。この取り組みによって、外食から内食へとシフトする中でも、ユーザーインパクトを与えることが可能です。「玉三郎」を導入すれば、店舗は移行をスムーズに行うことができ、さらなる集客効果が期待できます。